17人のソフトウェア(ソフトウエア)開発者が2001年に連名で「アジャイルソフトウェア開発宣言」/ Manifesto for Agile Software Development/ を発表しました。
「プロセスやツールよりも個人と対話を、
包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、
契約交渉よりも顧客との協調を、
計画に従うことよりも変化への対応を、価値とする」
と従来の開発の考え方を反省し、新しい考え方を提唱する内容でした。
その後、多くの開発者・実業家が、リーンスタートアップ、デザイン思考などの類似の考え方と絡めながら、アジャイル開発に共鳴しています。
一方で、2月27日(土曜)の三文会懇親会で複数の参加者の方が賛同したように、組織が従来の考え方に固執し、多くの開発者・実業家が
「アジャイル開発を実践したいが、できない」
と悩んでいるのも事実と思われます。
今回の三文会では、この「アジャイルソフトウェア開発宣言」を再読したいと考えています。
●キーワード:アジャイル、ソフトウェア、ソフトウエア、開発
●文献:
Beck, Kent et al., 2001,「アジャイルソフトウェア開発宣言」,(2021年3月11日取得, https://agilemanifesto.org/iso/ja/manifesto.html ).
【一分間スピーチのテーマ】
仕事上の悩みについて
【発表者】
熱川豊紘(にえかわ・とよひろ)
1986年和歌山県生まれ。東京大学文学部を経て、2012年に同大学大学院学際情報学府修士課程を修了。専門は科学・技術政策論。在学中、財団法人東京大学新聞社(現、公益財団法人)に勤務。朝食勉強会、三文会事務局に出向。現在、情報通信企業でマーケティングを担当。