三文会

東大周辺で毎週土曜朝に行っている勉強会です。毎週違う人の話を聞きながら、参加者と発表者が相互に議論をしあいます。テーマ、参加者ともに多様性が特徴です。※2020年3月から、オンラインで開催しています。

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

4/29【俵万智『サラダ記念日』とともに、「昭和」の終わりを振り返る】

昭和62年(1987年)に発刊された俵万智さんの『サラダ記念日』は、大きな話題を呼び、一種の社会現象にもなりました。報告者は当時、大学生でした。その後「平成」を経て「令和」となり、35年以上の時が流れました。今、改めて読んで強く感じることは、昭和時…

4/22【雑談回】

今回は雑談回です。1分間スピーチでみなさんがお話できそうなことを共有し、それらについて話したり、今後の発表内容についてみなさんに相談したり、三文会の運営について相談したりしたいと思います。 たとえば三文会運営は5月以降に対面の会を始めたいと相…

【4/15】『ヨーロッパ思想入門』第2部を読む(2023年思想史基本文献のご紹介)

三文会の参加者の方から推薦いただき2022年に、哲学者の故・岩田靖夫(いわた・やすお)氏(東北大学名誉教授など)による『ヨーロッパ思想入門』(2003)を読みました。 「ギリシアの思想」「ヘブライの信仰」の二つの源泉に関連付けて、欧州の思想・哲学を…

4/8【退屈を求めよう(1時間同じ絵を見続ける)】(オンライン開催)

先週の発表の中で、時間の余裕を取り戻すのにもっとも効果的なのは退屈を突き詰めるということが紹介されました(鈴木祐「YOUR TIME」)。 その取組の一例として、美術史家の授業の中で「特定の絵画を3時間かけて見つめる」ことが行われると紹介されました。…