三文会

東大周辺で毎週土曜朝に行っている勉強会です。毎週違う人の話を聞きながら、参加者と発表者が相互に議論をしあいます。テーマ、参加者ともに多様性が特徴です。※2020年3月から、オンラインで開催しています。

次回7/27(水)「将棋について」

次回の三文会は、7月27(水)AM7:30(開場)より、モンテベルデで行います。ふるってご参加ください!お申し込みされる方は http://fromy.net/sanmon/ より28日の18時までにお願いいたします。 時間的、地理的に来られない方も、ぜひUstreamによるネット中継・録画http://www.ustream.tv/channel/hayaoki にてお楽しみください。 


次回7月27日(水)の三文会は「将棋について」です。以下発表者の笠井さんによるご紹介です。  

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21年度に将棋の活動が評価されて東大総長大賞を受賞しました、笠井友貴と申します。この度は参加させていただき、ありがとうございます。 

 私は小学1年生のときに父親の影響で将棋を始め、以来11回の全国優勝を重ねてきました。勝負で勝つことが全てだった私ですが、このまま選手として活躍するだけでいいのだろうかとふと疑問になり、将棋を通じた国際交流企画を先輩とともに立ち上げてアジアの学生たちの交流に寄与してきました。 

将棋は発祥がインドとされ、西に普及したのがチェスで東に行ったのが将棋といわれています。チェスは単一のルールと様式であるのに対して、将棋はタイではマックルック、中国ではシャンチー、韓国ではチャンギ、日本では日本将棋と、その国の文化や歴史、社会的事情を反映してルールや駒の働きなどが違ってきます。

そのような各国によって多彩な様式をもつ将棋をお互いに理解することで、その国の文化や歴史、社会的事情をより深く知ることができるのではないか、つまり将棋が相互理解のひとつのツールとなるのではないかと思いそのような交流企画を行いました。

東大総長大賞は在学時にアマチュア女流将棋名人戦(女性の最も歴史と権威のある全国大会)での二連覇と上記のような活動が評価されて受賞しました。 

現在は東大のロースクールで法律を勉強する傍ら、NHK囲碁・将棋フォーカス(日曜11:45~)という番組で聞き手を務めています。 

当日は、勝負に勝つために自分が心がけてきたことや、国際交流企画の話、将棋のミニ講座(簡単な詰将棋)や将来の展望、などをお話できたらと思います。どうぞよろしくお願いします。 


【1分間スピーチのテーマ】最近はまっているもの。


【発表者】笠井友貴さん
参加費(朝食込み):学生 600円(2011年より変更)、社会人 1200円(朝食抜きの場合は、300円、600円とします)

参加連絡は参加確認フォームからお願いします。※ちなみに毎回このようなお弁当(スープ・コーヒーつき)が出ます。  

breakfast
場所は、以下の地図を参考にしてください。最寄り駅は、本郷三丁目(徒歩15分)、東大前(徒歩10分)、春日駅(徒歩15分)です。本郷6-2-9のマンションの2階になります。
東大正門(赤門ではありません)前の「モンテベルデ」という喫茶店です。