三文会

東大周辺で毎週土曜朝に行っている勉強会です。毎週違う人の話を聞きながら、参加者と発表者が相互に議論をしあいます。テーマ、参加者ともに多様性が特徴です。※2020年3月から、オンラインで開催しています。

次回8/31(水) 「60分で葛根湯医者を目指す(いい意味で)」

今週の三文会は、健康に関するテーマでの発表です。

お申込みは30日18時までにhttp://fromy.net/sanmon_regist/まで、お願いいたします。 時間的、地理的に来られない方も、ぜひUstreamによるネット中継・録画 http://www.ustream.tv/channel/hayaoki にてお楽しみください。

以下発表者の青木さんによる告知文です。

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はじめまして。こんにちは。薬剤師兼鍼灸師として雑草のように活動しております青木と申します。 さて、、、昔々こんな医者がおったそうな。 町の衆がやってきて 「お前さんはどこが悪いんだ?」 「先生、どうも、頭が痛くてしょうがねぇんですがねぇ。」 「んー、頭痛だなぁ、そりゃ。葛根湯、やるから、飲んでごらんよ。」

「お前さんは?」

「腹がしくしくいてえんです。」 「腹痛てえんでぇ、そりゃ。 葛根湯やるから、お飲み。 そっちのほうの方は?」 「どうも、足が痛くって、しょうがないんですがねぇ。」 「足痛(そくつう)てえんだよ、そりゃ。 葛根湯やるから、一生懸命、お飲み。その後ろの人は?」 「先生、あっしは、目が悪くってねぇ。」

「ん、そりゃ、いけないなぁ。 目は眼(まなこ)といってなぁ、一番、肝心なところだぞぉ。葛根湯やるから、せいぜい、お飲み。その隣の方は?」 「いや、兄貴が目が悪いから、一緒に付いて来たんで。」 「そりゃ、ご苦労だなぁ。退屈だろう。葛根湯やるけど、飲むか?」 というわけで、この先生どんな症状の患者にも葛根湯を処方したことから「葛根湯医者」という名前を頂戴してしまった。

落語の枕噺にある葛根湯医者の内容ですが、時代は変わり、今では葛根湯のみならず多くの漢方薬がマツキヨでも買える非常に身近なものとなりまし た。パッケージに書いてあるキャッチコピー「風邪のひきはじめに」や「溜まった脂肪を落とす」で判断してセルフメディケーションをしている方も多 く見受けられます。素晴らしいことです。 しかし・・・そのクスリ効いていますか?

ということで、今回は葛根湯に話を絞り、効かせる飲み方からクスリに頼らない養生法までお伝えできればと思います。 まぁ葛根湯でも飲みながら。

1分間スピーチのテーマ 「あなたにとって医療とはなんですか?」 または 「あなたにとってクスリとはなんですか?」 または 「健康管理で気をつけていること」


漢方薬剤師・鍼灸師 青木 満

参加費(朝食込み):学生 600円(2011年より変更)、社会人 1200円(朝食抜きの場合は、300円、600円とします) 参加連絡は参加確認フォームからお願いします。※ちなみに毎回このようなお弁当(スープ・コーヒーつき)が出ます。

breakfast

場所は、以下の地図を参考にしてください。最寄り駅は、本郷三丁目(徒歩15分)、東大前(徒歩10分)、春日駅(徒歩15分)です。本郷6-2-9のマンションの2階になります。

東大正門(赤門ではありません)前の「モンテベルデ」という喫茶店です。