今週の三文会では法学部3年の新井さんにバンド『相対性理論』について発表していただきます。
お申し込みは http://fromy.net/sanmon/よりお願い致します。 以下、新井さんによるご紹介です。
-----------------------------
こんにちは。東京大学3年の新井と申します。
年30本ライブに行く音楽オタクであり、
年150本映画を観る映画オタクであり、
年50回美術展に行く美術オタクであり、
月150冊雑誌を読む雑誌オタクでもあります。
みなさん、「相対性理論」というバンドをご存知ですか?
ボーカル・やくしまるえつこのささやくようなウィスパー・ボイスと
言葉遊びを多用した哲学的な歌詞で人気を博し、
いま日本のポップカルチャーで最も勢いのあるバンドです。
名前が知られるようになったのは2009年ですが、
それからわずか2年で、メジャーデビューもしていないバンドが
一躍時代の寵児にまでなっています。
一体何があったのでしょうか?
文芸誌「ユリイカ」11月号では、ついにまるまる一号使って
「やくしまるえつこ特集」が組まれ、
坂本龍一、茂木健一郎、大塚英志、松岡正剛といった面々が
論考を寄せる、という企画が行われ
各所で大きな話題を集めました。
そう、何のプロモーションやタイアップもなしに、
単なる一バンドがこれだけ注目を集めているのは、
もはや文化や思想の方面から語られるべき出来事なのです。
そこで今回は、「バンド『相対性理論』のヒットから現代を観る」と題し
J-POP、現代思想、文芸、さらには映画、美術史まで
あらゆるカルチャーの知識を総動員して、
「なぜ相対性理論はこれほど流行ったのか?」
について迫っていきたいと思います。
相対性理論が好きなあなた、楽しみにしていてください。
相対性理論を聴いたことのないあなた、病みつきになるかもしれませんよ。
【一分間スピーチのテーマ】
あなたの人生の中で、「音楽があってよかった」と思った経験はありますか?
【発表者】
新井悠真さん (東京大学法学部3年)
参加費(朝食込み):学生 600円(2011年より変更)、社会人 1200円(朝食抜きの場合は、300円、600円とします)