今回の三文会は、森脇さんによる発表です。 「官庁訪問」という採用慣習を工学的な理論で切り込むという面白い取り組みです。 是非、官庁のあり方を議論しながら、面白い手法を体感してみましょう。
日本の官公庁の採用活動では、「官庁訪問」という民間就職活動と比べて特殊な制度が採用されている。 この制度をゲーム理論の一分野であるメカニズムデザインの観点から分析し、日本の人事制度のあり方や、 メカニズムデザインの手法の可能性について議論したい。
【一分間スピーチのテーマ】 「始まりは丸ノ内線から」
【発表者】 森脇江介
鹿児島県出身の25歳。 東大には2005年に入学。 検察官を志して文科一類に入学するも法律がわからず教養後期(国際関係論)へ逃亡。 教養後期に進学してからさらにアメリカへ逃亡。 2留からの卒業後、大学院の科学史・科学哲学研究室に潜り込んで今に至る。 専攻は科学史・科学社会学。 趣味は、自転車&読書&ビリヤード。かつて京論壇、運動会洋弓部に所属。
参加費(朝食込み):学生 600円(2011年より変更)、社会人 1200円(朝食抜きの場合は、300円、600円とします)