※三文会では発表者を募集中です。
興味のある方はsanmon-
今週の三文会では、東京大学大学院 情報理工学系研究科 修士2年の稲葉翔さんに、 「自転式ルービックキューブ」(実物が動く様子はこちら> http://nicores.herokuapp.com/entry/8 )を製作した裏話をしていただきます。
発想するのはカンタンでも、それを実際にモノに落とし込む作業は非常に大変なものです。 ものづくりのプロセスを知れば、きっと身の回りのものを見る目も変わるかもしれません。
実在するものをロボット技術に落とし込む課程で、 技術系の人たちは何をどういう風に考えているのでしょう? (特に文系の人だと)普段は知ることができないその過程について お話していただきます。
以下、稲葉さんより告知文です。
初めましての方ははじめまして。 東京大学大学院 情報理工学系研究科 修士2年の稲葉翔と申します。 國吉・原田研究室という知能ロボットの研究室に所属しています。 僕の研究はロボットの目(カメラ)に写った物体をどうやって認識するか、ということを扱っています。 専門的にはコンピュータビジョンといったりします。
僕はソフト・ハード問わずものを作るのが好きで、今でも趣味でものを作っています。 今回は「自転式ルービックキューブ」という作品について紹介させていただくことになりました。
皆さんはルービックキューブを解いたことがありますか? なかなか難しいですよね。 一説には解けるとIQ120相当とか言うらしいですが、 とてもそんなんで解ける気はしないです。 で、ルービックキューブが自分で勝手に解いてくれると楽しいのではないか、という 全くもって無駄な機械が今回紹介する作品です。
「こんなものを作って何の意味があるの?」 こういうことを聞く方も少なからずいらっしゃいます。 しかし、この作品を作ることによって、 さらには作っていろんな方と話すことによって、 得られた知見、見聞きした体験、新しい世界観、 いろいろなものを得ることができました。 趣味でのものづくりというのがどういうことか、 あらためて考える機会になりました。
今回の三文会では、考えてみれば不思議な「ルービックキューブの仕組み」から (趣味で)ものをつくる人たちの世界についてお話したいと思います。 そこで皆さんにお聞きしたいのは、 「あなたにとってこれまで一番大掛かりだったと思うものづくりは何ですか?」 ということです。 みなさんにとって、ものづくりというものがどれほど身近なものなのか お聞きしてみたいと思います。
それでは、よろしくお願いします!
【1分間スピーチのテーマ】 あなたにとっての『人生最大のものづくり』とは何ですか?
【発表者】 稲葉翔さん(東京大学大学院 情報理工学系研究科 修士2年)