三文会

東大周辺で毎週土曜朝に行っている勉強会です。毎週違う人の話を聞きながら、参加者と発表者が相互に議論をしあいます。テーマ、参加者ともに多様性が特徴です。※2020年3月から、オンラインで開催しています。

次回5月23日「趣味でものを創るということ~自転式ルービックキューブから得た体験~」

※三文会では発表者を募集中です。

興味のある方はsanmon-core@logitoy.jpまでご連絡ください!

今週の三文会では、東京大学大学院 情報理工学系研究科 修士2年の稲葉翔さんに、 「自転式ルービックキューブ」(実物が動く様子はこちら> http://nicores.herokuapp.com/entry/8 )を製作した裏話をしていただきます。

発想するのはカンタンでも、それを実際にモノに落とし込む作業は非常に大変なものです。 ものづくりのプロセスを知れば、きっと身の回りのものを見る目も変わるかもしれません。

実在するものをロボット技術に落とし込む課程で、 技術系の人たちは何をどういう風に考えているのでしょう? (特に文系の人だと)普段は知ることができないその過程について お話していただきます。

以下、稲葉さんより告知文です。

初めましての方ははじめまして。 東京大学大学院 情報理工学系研究科 修士2年の稲葉翔と申します。 國吉・原田研究室という知能ロボットの研究室に所属しています。 僕の研究はロボットの目(カメラ)に写った物体をどうやって認識するか、ということを扱っています。 専門的にはコンピュータビジョンといったりします。

僕はソフト・ハード問わずものを作るのが好きで、今でも趣味でものを作っています。 今回は「自転式ルービックキューブ」という作品について紹介させていただくことになりました。

皆さんはルービックキューブを解いたことがありますか? なかなか難しいですよね。 一説には解けるとIQ120相当とか言うらしいですが、 とてもそんなんで解ける気はしないです。 で、ルービックキューブが自分で勝手に解いてくれると楽しいのではないか、という 全くもって無駄な機械が今回紹介する作品です。

「こんなものを作って何の意味があるの?」 こういうことを聞く方も少なからずいらっしゃいます。 しかし、この作品を作ることによって、 さらには作っていろんな方と話すことによって、 得られた知見、見聞きした体験、新しい世界観、 いろいろなものを得ることができました。 趣味でのものづくりというのがどういうことか、 あらためて考える機会になりました。

今回の三文会では、考えてみれば不思議な「ルービックキューブの仕組み」から (趣味で)ものをつくる人たちの世界についてお話したいと思います。 そこで皆さんにお聞きしたいのは、 「あなたにとってこれまで一番大掛かりだったと思うものづくりは何ですか?」 ということです。 みなさんにとって、ものづくりというものがどれほど身近なものなのか お聞きしてみたいと思います。

それでは、よろしくお願いします!

【1分間スピーチのテーマ】 あなたにとっての『人生最大のものづくり』とは何ですか?

【発表者】 稲葉翔さん(東京大学大学院 情報理工学系研究科 修士2年)

 


参加費(朝食込み):学生 600円(2011年より変更)、社会人 1200円(朝食抜きの場合は、300円、600円とします)
参加連絡は参加確認フォームからお願いします。※ちなみに毎回このようなお弁当(スープ・コーヒーつき)が出ます。 場所は、以下の地図を参考にしてください。最寄り駅は、本郷三丁目(徒歩15分)、東大前(徒歩10分)、春日駅(徒歩15分)です。本郷6-2-9のマンションの2階になります。 東大正門(赤門ではありません)前の「モンテベルデ」という喫茶店です。