三文会の皆さまこんにちは。
最近、鳥インフルエンザの感染が中国で広がり、日本でも警戒感が高まっていますね。 今回は、深澤さんから 【マクニールの歴史論(1)】というタイトルでパンデミックについてお話いただきます。
かつて起こった大きな伝染病といえば、 14世紀のヨーロッパではペストの大流行がぱっと頭に思い浮かびますが、 (ここではヨーロッパの全人口の三割が命を落としたりと言われていますが) 日本でも聖武天皇の時代の天然痘の流行で政府高官が次々と命を落とし 政治が麻痺状態に陥ったと言われていますし、 昭和に入ってからも数々の伝染病が流行しました。
このように、外国・日本を問わず病原菌は有史以来人間を苦しめて来ました。 今回はそんな人類と病原菌の関係を、『疫病と世界史』という本を用いて 深澤さんが紐解いて下さいます。 (発表内容の都合上、ust配信・twitterでの実況は致しません)
お申込みはhttp://fromy.net/sanmon/ からお願いします。 (食事の用意の都合もありますので、参加表明お願いします)
※三文会では発表者を募集中です。興味のある方はsanmon-core@logitoy.jpまでご連絡ください!
以下、紹介文になります。
2009年にメキシコで新型インフルエンザが発生し、 WHOがパンデミックを宣言したことは記憶に新しいですが、 直近では中国で鳥インフルエンザが発生してニュースになっています。
幸いにも今のところ大きな被害は出ていませんが、 20世紀初頭に流行ったスペイン風邪では全世界で2千万~4千万人が亡くなったと言われています。
疫禍は我々人類にとって天災に並ぶとも劣らぬ脅威ですが、 疫病が人類の歴史に与えた影響を考察した『疫病と世界史』という本があります。 本書は有史以前から現代に至るまでの人類と病原菌の関係を 果敢にもアクロバティックに紐解こうとする良書ですが、 今回はその流れに沿ってさわりの部分をご紹介したいと思います。
【1分間スピーチのテーマ】 今、パンデミックが起こったら社会はどんな影響を受けると思いますか。
【発表者】 深澤眞楠さん