三文会

東大周辺で毎週土曜朝に行っている勉強会です。毎週違う人の話を聞きながら、参加者と発表者が相互に議論をしあいます。テーマ、参加者ともに多様性が特徴です。※2020年3月から、オンラインで開催しています。

10/16【生物学の成り立ち】

台風が接近しておりますが、三文会は決行の予定です。お越しくださる方は無理しないようお願いいたします。

さて、今回の発表は生物学への素朴な疑問が出発点です。 哲学的(今からみれば)だったかつての生物学が、どうして現在のような科学的なものに変化したのか。 その変遷について、笠谷くんが発表してくださいます。

参加される場合は、お申込みをお願いします。 (食事の用意の都合もありますので、参加表明お願いします)

※三文会では発表者を募集中です。興味のある方はsanmon-core@logitoy.jpまでご連絡ください!

以下、笠谷さんによる紹介文です。

笠谷祐馬と申します。 生物学の本を読んでいる時に、何故心や霊魂や超自然的な言葉ではなく、機能や化学や物理の言葉で説明されているのか疑問を持ち、何を前提に発展してきたのか、生命を説明するのにどのような考え方が採用されてきたのか、に興味を持ちました。 今回取り上げるのは、人間の生命体する認識が、アニミズム、目的論、物語という枠組みから、どうやって機械論的、唯物的、分類学的な過程へと移行したのかという学史の話になります。具体的には、古代ギリシアアリストテレス分類学アニミズム思想から初めて、現代解剖学の創始者アンドレアス・ヴェサリウス分類学のカール・フォン・リンネ、生気論者アルブレヒト・フォン・ハラー、生気論者ジャン=バティスト・ラマルク、『種の起源』を著したチャールズ・ダーウィン等、現代生物学の基盤を作った人について言及します。

【一分間スピーチ】 皆さんが「これって本当?誰が考えたんだろう?なんで正しいとされているのだろう?」と思う時はどんな時ですか?

【発表者】 笠谷祐馬


※三文会では発表者を募集中です。

興味のある方はsanmon-core@logitoy.jpまでご連絡ください!

参加費(朝食込み):学生 600円、社会人 1200円(朝食抜きの場合は、300円、600円とします)
参加連絡は参加確認フォームからお願いします。※ちなみに毎回このようなお弁当(スープ・コーヒーつき)が出ます。
朝7:40開始、9:00終了(予定)、その後も1時間ほどはフリーに喋っている人も多いです。 会場の最寄り駅は、本郷三丁目(徒歩15分)、東大前(徒歩10分)、春日駅(徒歩15分)です。本郷6-2-9のマンションの2階になります。 会場は、東大正門(赤門ではありません)前、ファミリーマート左隣のビルの2階、「モンテベルデ」という喫茶店です。