台風が接近しておりますが、三文会は決行の予定です。お越しくださる方は無理しないようお願いいたします。
さて、今回の発表は生物学への素朴な疑問が出発点です。 哲学的(今からみれば)だったかつての生物学が、どうして現在のような科学的なものに変化したのか。 その変遷について、笠谷くんが発表してくださいます。
参加される場合は、お申込みをお願いします。 (食事の用意の都合もありますので、参加表明お願いします)
※三文会では発表者を募集中です。興味のある方はsanmon-core@logitoy.jpまでご連絡ください!
以下、笠谷さんによる紹介文です。
笠谷祐馬と申します。 生物学の本を読んでいる時に、何故心や霊魂や超自然的な言葉ではなく、機能や化学や物理の言葉で説明されているのか疑問を持ち、何を前提に発展してきたのか、生命を説明するのにどのような考え方が採用されてきたのか、に興味を持ちました。 今回取り上げるのは、人間の生命体する認識が、アニミズム、目的論、物語という枠組みから、どうやって機械論的、唯物的、分類学的な過程へと移行したのかという学史の話になります。具体的には、古代ギリシアのアリストテレスの分類学やアニミズム思想から初めて、現代解剖学の創始者アンドレアス・ヴェサリウス、分類学のカール・フォン・リンネ、生気論者アルブレヒト・フォン・ハラー、生気論者ジャン=バティスト・ラマルク、『種の起源』を著したチャールズ・ダーウィン等、現代生物学の基盤を作った人について言及します。
【一分間スピーチ】 皆さんが「これって本当?誰が考えたんだろう?なんで正しいとされているのだろう?」と思う時はどんな時ですか?
【発表者】 笠谷祐馬
※三文会では発表者を募集中です。
興味のある方はsanmon-