今回は夏の風物詩、セミのお話です。
発表者の木村さんは極地の氷を研究するかたわら、 暇をみつけては虫と戯れている昆虫愛好家です。
彼が撮影した虫の写真からは、彼の虫に対する愛情がひしひしと伝わってきます。
そんな虫好きの木村さんが語ってくださるお話はセミ。 木村さんのお話でうるさかっただけのセミが好きになれると、夏がもっと楽しくなりますね!
以下、発表者の木村さんによる告知文です。
セミはお好きですか? 「こどもの頃には夢中で追いかけていたのに、最近は気にも留めない」 「見るのも嫌!想像しただけでぞっとする!」そんな方も多いかもしれ ません。 でも、セミは夏の風物詩。日本に住んでいる限り、私たちの夏はセミの 声に包まれてしまいます。
だったら、少しでもそれを楽しみませんか?
セミは時として人生で成功をつかむためのヒントを与えてくれます。学 問とは、科学とは、そんなことに思いを巡らせるきっかけになることも あるでしょう。
今年の夏、あなたは街路樹で鳴くセミたちをいままでより優しい目で見 つめることになるはずです。気がつくと、そっと手を伸ばしているかも しれません。
話をさせていただくのは、東大の柏キャンパスで流氷の研究をしている 木村です。生き物はまったくの専門外ですので、分類や生態に関する詳 しい話はできません。その点、ご了承ください。
【1分間スピーチのテーマ】 虫との小さな思い出。いいものでも悪いものでも構いません。
発表者 国立極地研究所 特任研究員 木村詞明(きむらのりあき)
三文会では発表者を募集しています。
興味のある方はsanmon-
