次回の三文会のテーマは「世界史の中の天文学」
天文学は特殊な分野で、天文学者のみならず「アマチュア天文家」と呼ばれる人たちが数多くいて、ときたまそういう人たちも大発見をしています。 そういう意味で、特別な研究施設がなくても取り組めるのが天文学の魅力。 それはつまり、技術が今ほど発達していない過去の人たちも天文学に親しむことができたということです。
歴史を振り返れば、コペルニクスの天動説や大航海時代での天文学の大活躍など、私たちもよく知る天文学の「事件」はいくつもあります。 過去の天文学がどのようになされてきたか、社会にどういう影響を与えて来たかについて、一緒に見ていきましょう!
以下、発表者の林さんによる告知文です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~ 天文学は自然科学の最先端でありながら,古くは紀元前から始まる最古の学問の1つでもあります. しかしながら,「衛星による小惑星探査」「海外に建設された巨大望遠鏡」「系外惑星や地球外生命体の探索」など 「天文学の今」に比べると,「天文学の昔」が取り扱われる機会はそう多くはないでしょう. 今回の発表では,世界史の中で天文学がどのように育まれてきたのか, いくつかのトピックを紹介してみたいと思います. 世界史や倫理などの高校で学んだ「社会」と,天文学の含まれる「理科」の,意外な接点を見出して頂けると幸いです.
● 一分間スピーチのテーマ: 歴史の中の科学者をひとり挙げ,できればその人物を簡単に紹介してみてください.
● 発表者 林 隆之 (麻布学園) ~~~~~~~~~~~~~~~~~
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興味のある方はsanmon-