次回の三文会は、18歳にてルワンダで国際協力機関と農民とを繋げるプロジェクトを牽引した牧浦土雅さんの発表です。
以下、発表者の牧浦さんによる告知文です。
「スマホが貧困撲滅に貢献する。」
ゲームやSNSなど、「暇つぶし」を主な目的として利用が広がる先進国のスマホ事情を考慮すれば、あまり想像出来ない未来かもしれません。
先進国である日本のスマホ所有率が4~5割と言われる現状を踏まえれば、スマホが近い将来途上国に大きな社会的インパクトを与える姿を創造することは尚の事難しいでしょう。
しかし、貧困を含む多くの社会経済問題が未だ解決されていないフィリピン、ブラジル、南アフリカの3国は、スマートフォンの所有率で日本のそれを上回っています。
また、スマホの利用、そしてアプリケーションの利用から抽出出来るデータを通じて社会問題を解決する動きは、官民問わず世界の各所で台頭の兆しを見せています。
皆様が日々何気なく利用するスマートフォンがどのような形で社会問題の解決に貢献するのか、実例の紹介や議論を交えながら、一緒に未来を想像してみましょう。
発表者プロフィール:
1993年、東京都生まれ。 13歳で単身渡英、英国ボーディングスクール出身、ブリストル大学在学中。 大学入学前にギャップイヤーを取得し、2012年秋からアフリカ、主にルワンダで国際協力機関と農民とを繋げるプロジェクトを牽引。 国内約30ヶ所の農業組合から国連への橋渡しは100トンを超え、その活動が国際的に評価され2014年1月、 本場TEDからインタビューを受ける。 日本企業の東アフリカ進出へのコーディネートや、国際教育支援NGO活動などにも携わっている。 英国と日本では、フェアトレードによる各国のプロダクトの輸出事業を行なう。 2013年12月、モルガンタンレー主催のCommunity Impact Challengeで優勝、出資を受ける。 日本人のアフリカに対する固定概念を壊すために2013年12月、電子書籍『アフリカ・奇跡の国ルワンダの『今』からの新たな可能性』(DBS社)を出版。2015年春、単著出版予定。 国内外で講演実績あり。過去にはロンドン大学教育研究所(IOE)、日本財団など。 日本の未来をテーマにした、ハフィントンポスト日本版での連載の平均記事イイネ数は3400を超える。 朝日新聞、Japan Timesなどでも特集が組まれる。
三文会では発表者を募集しています。
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