三文会

東大周辺で毎週土曜朝に行っている勉強会です。毎週違う人の話を聞きながら、参加者と発表者が相互に議論をしあいます。テーマ、参加者ともに多様性が特徴です。※2020年3月から、オンラインで開催しています。

11/5【ロシアという国と私】

今回はロシアです。

発表者の徳永さんは大学の第二外国語でロシア語を選択したところからロシア語の通訳やロシア国営ラジオ局のアナウンサーになるという稀有な経歴をお持ちの方です。

最近ロシア周辺の動向は毎日ニュースで伝えられますが、現地の生活、ロシア人の人柄などの様子はどのようなものなのでしょうね。

 

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以下、発表者の徳永さんによる告知文です。


皆さんこんにちは。徳永勇樹と申します。現在は早稲田大学政治経済学部で勉強しております。

 

大学入学時に第二外国語を選ばなければならず、あてずっぽうにどれにしようかなでロシア語を選んでしまったのが運のつき、世界で最も寒い国と縁ができてしまいました。

 

変幻自在の格変化地獄に始まり、男性、女性に続く中性名詞の暗記、それ以上に言葉では全く理解のできないロシア人の精神構造に打ちのめされるうちに、ああやっぱりこの言葉を選んだのは大失敗だったなとあきらめの境地に陥る。

 

そんな私に転機が訪れたのは、3年生の時。知り合いのつてでロシアのモスクワに3か月滞在した時でした。日本のテレビ局のモスクワ支局とロシア国営ラジオ局にてインターンを経験し、実際に短いながらもロシアと言う国に住んでいるうちに、これまでに比べてより深い次元でロシアという国に触れることができました。以降この国をもっと理解したいと思いロシア語を使った仕事を本格的に始めました。

 

カメラもたくさん入った衆議院議員用会談通訳での大失敗、大スター選手になれなれしく話しかけてしまい、後で散々怒られたオリンピックでの災難を経て、来年度から総合商社に勤務することに。また、11月末から3カ月間ロシアの国営ラジオ局にてアナウンサーに就任することも決まり、「ああ、ロシアから離れられないのか」と嬉しい反面、前途多難な人生しか予想できないことにため息しか出ない。

 

目を覆うような失敗だらけで、身も心もボロボロになった先におぼろげながらに見えてきたロシアという国とは…

 

【1分間スピーチのテーマ】

皆さんが抱くロシアに対するイメージ

 

【発表者プロフィール】

徳永勇樹
1990年東京都生まれ
2012年1月から3カ月間ロシアのモスクワでテレビ局とラジオ局でインターンシップ。常に酔っている酔っ払いカメラマンに色んな仕事を押し付けられた分、大統領選挙など様々なイベントを取材する。
以降通訳関係の仕事を主にこなし、2014年2月のソチオリンピックにも同行する。
2014年12月から2015年3月までロシア国営ラジオ局ロシアの声にてアナウンサーを務める(予定)
「5か年計画を6か年」でというスローガンの下で2年間留年し、2015年4月からようやく日本の総合商社にて働く(予定)
趣味は旅行と ビリヤード、それからバーめぐり。旅行については、これまでロシア国内20都市に加えて47か国訪問している。

三文会では発表者を募集しています。 興味のある方はsanmon-core@logitoy.jpまでご連絡ください!

参加費(朝食込み):学生 600円、社会人 1200円(朝食抜きの場合は、400円、800円とします)
参加連絡は参加確認フォームからお願いします。※ちなみに毎回このようなお弁当(スープ・コーヒーつき)が出ます。
朝7:40開始、9:00終了(予定)、その後も1時間ほどはフリーに喋っている人も多いです。 会場の最寄り駅は、本郷三丁目(徒歩15分)、東大前(徒歩10分)、春日駅(徒歩15分)です。本郷6-2-9のマンションの2階になります。 会場は、東大正門(赤門ではありません)前、ファミリーマート左隣のビルの2階、「モンテベルデ」という喫茶店です。