次回発表者の羽生さんはオックスフォードのアニメオタク。 大好きなアニメのキャラクターをCGで作り、ハイクオリティなムービーも制作されています。
...というのは趣味のお話。 羽生さんはなんとその3D技術を科学者向けに教育する事業を手掛けてらっしゃいます。
昨今の技術革新のトレンドに3Dプリンターの存在がありますが、3Dという技術はもしかするとアニオタが牽引しているのかもしれません。 その羽生さんの、今回は真面目なサービスのお話です。 汎用性の高い3D技術の世界、みなさんも足を踏み入れてみませんか?
以下、発表者の羽生さんによる告知文です。
「税金の使い道」という観点から、科学者は研究成果を社会に対して説明する必要に強く迫られている。ビジュアルコンテンツである三次元コンピューター・グラフィックス(3DCG)は非常に有効な方法だが、ソフトが高額である、独自の業界ルールが存在するなどして敷居が高い。そこで3DCGの使用目的を理系研究者に絞った場合、3DCGはどのような形で利用されるのかを検討した。この結果を元に、サイエンスCG教育と制作がセットになっている「SCIGRA」というサービスを始めた。
【1分間スピーチのテーマ】 もし「アナ雪」のようなCG映像を作れるならば、何を作るか/何に使うか
【発表者プロフィール】 「羽生雄毅」 1985年生まれ、2010年オックスフォード大学物理化学科、博士課程修了 2010-2012 東北大学多元研、産学官連携研究員としてリチウムイオン電池の正極材料の研究に従事。研究成果が全国紙に掲載される。 2012-2014 東芝研究開発センター、システム技術ラボラトリー。蓄電池の長期劣化評価システムと、フェイズドアレイ気象レーダーの開発に従事 2015 サイエンスCG事業と生体組織培養事業で起業準備中 講談社「現代ビジネス」誌にて、「オックスブリッジの流儀」の編集チームを務める http://gendai.ismedia.jp/category/oxbridge
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