日本文化として広く認識されながら、実はほとんどの人がよくわかっていなさそうな能。 外国人に「能って歌舞伎と何が違うの?」と訊かれたら困ってしまう人も多そうですね。 今回は、大学院で能を研究されている浅野さんに能の楽しさを発表していただきます。 一見マニアックなテーマですが、能を楽しめるようになる方法を教えてくださるようですよ。 人生の嗜みをちょっと広げてみませんか。
以下、発表者の浅野さんによる告知文です。
はじめまして、浅野ゆきと申します。 私は現在大学院の日本文学科で能の研究をしています。
「能」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?
・結婚式の「高砂」 ・「観阿弥・世阿弥」 ・日本史で習った「観世・宝生・金春・金剛」
などを思い浮かべたみなさん、すばらしいです!!
でも、多くの人は同時に、能に対して
・歌舞伎との違いがわからない ・意味不明である ・ぶっちゃけ退屈である ・ちょっと怖い ・眠い
……などの印象を持っているのではないでしょうか?
でも、能って実はめっちゃ面白いんです!!!
そういうわけで、今回の発表では、能のことが全くわからない人向けに、 (もちろん能愛好者や詳しい人も大歓迎です)、 能の楽しさを分かってもらえるように発表したいと思います。
【この発表で目指すところ】 ・能とはどういうものかわかるようになる。 ・能の見方がわかるようになる。 ・能の楽しみ方がわかるようになる。
能が理解できるようになる「裏技」(笑)や、 タイプ別のオススメ演目もお教えできればと思います。 (なお、希望者の方、後日みんなで一緒に能を見に行きましょう。)
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
【一分間スピーチのテーマ】 あなたと「能」との関わりを教えてください。 また好きな古典文学作品があれば教えてください。
【発表者】 浅野ゆき 東京大学文学部国文学科卒業
三文会では発表者を募集しています。
興味のある方はsanmon-