次回の発表は細菌を通してサイエンスの面白さに触れてみましょう。 発表してくださるのは東大の博士課程で細菌を研究する中島さん。 多くの人にとって病気や食品以外で細菌に目を向けることはほとんどないと思いますが、目には見えなくても私たちの身の回りは細菌だらけです。 そんな細菌の、生態系中での振る舞いの探求。いったいどういうものなのでしょう?
以下、発表者の中島さんによる告知文です。
皆さんは、「微生物」あるいは「細菌」と聞いてなにを思い浮かべるでしょうか? 病原菌であったり、お酒、発酵食品に関係してそうと思われる方が多いかもしれません。しかし、私の専門は、そのどちら寄りでもなく、「生態系」の中での働きに関するものです。 今年のノーベル生理医学賞は、土から発見した微生物が作りだす物質から作られた薬が評価されました。 土壌に限らず地球にはたくさんの微生物が様々な環境の一番土台の部分で生態系を支えています。それらを近年急速に発達しつつある、生命科学の手法を用いて明かにする面白さを話していければと思います。
【一分間スピーチのテーマ】 微生物と聞いて思い浮かぶものごとは?
【発表者プロフィール】 東京大学大学院・博士課程2年
中島悠
三文会では発表者を募集しています。
興味のある方はsanmon-
参加費(朝食込み):学生 600円、社会人 1200円(朝食抜きの場合は、400円、800円とします)
参加連絡は参加確認フォームからお願いします。※ちなみに毎回このようなお弁当(スープ・コーヒーつき)が出ます。
朝7:40開始、9:00終了(予定)、その後も1時間ほどはフリーに喋っている人も多いです。
会場の最寄り駅は、本郷三丁目(徒歩15分)、東大前(徒歩10分)、春日駅(徒歩15分)です。本郷6-2-9のマンションの2階になります。
会場は、東大正門(赤門ではありません)前、ファミリーマート左隣のビルの2階、「モンテベルデ」という喫茶店です。