研究発表にCGが使えたら? 世界を見渡せば珍しくもなんともないことですが、まだまだ国内では普及しているとは言い難い「研究×CG」。 学部で生体組織工学を学ぶ傍らCGの勉強にも邁進してきた田中さんに、研究とCGについて語っていただきます。
以下、田中さんによる告知文です。
皆さんは“CG”と聞いて何を思い浮かべるでしょうか? 映画のシーンを飾る特殊効果、ピクサーのアニメーションムービー、スパコンによる大規模シミュレーション、など色々なものが出てくるでしょう。
CG制作というものは“専門学校”の存在が示す通り、本来非常に高度な技術が要求される分野です。ということは、CG制作は一般研究者には手が届かないほど、敷居の高いものなのでしょうか?
「研究者が習得できる範囲内でも、魅力的なCGは制作出来ないか?」 「それを日々の研究説明に応用できないか?」 そう考え、私はCG制作の勉強を始めました。
今回は一介の学部生研究者の私が、1年半CG制作を学んだことで見えてきた 「研究者が自分でCG制作をする」ことの意味、またCGを使った科学表現の可能性についてお話しします。
私自身、CGの奥深さに日々驚くばかりです。
それでは当日お会いしましょう。
【一分間スピーチのテーマ】 あなたにとって、CGで表現できたら面白いものは何ですか?科学に限りません。 「将来、自分が住む一軒家」 「自分の仕事や活動で実現させたい世界」 「好きな二次元キャラと生活を共にする未来」 など自由な発想でどうぞ。
【発表者プロフィール】 田中啓太 早稲田大学 先進理工学部 生命医科学科 4年(今年4月より同大学院に進学予定)
学部生として生体組織工学の研究に従事する傍ら、インテグリカルチャー株式会社SCIGRA部門メンバーとして、3DCG使った科学表現の可能性を探求している。
2015年度の早稲田大学理工展にてScience 3DCG個人展示を企画 個人で運営しているブログ「プログラミングの試験に落ちたけど、Science 3DCG制作をしてみた!」(http://sciencecg.seesaa.net/)を通じ3DCGによる科学表現の意義を発信している。
個人での研究テーマ
「サブカルと3DCGを融合した新規科学表現技法の確立」
三文会では発表者を募集しています。
興味のある方はsanmon-