論語(というか古典)ってなんか難しそうだし、生活からは少し離れた存在だと思います。高校の古典の授業以降、触れていない方も多いのではないでしょうか。でも、わたしたちは「温故知新」など、論語由来の慣用句や成語を普段の生活の中でよく耳にするし使うこともあります。twitterやfacebookなど一瞬にして情報が消費され、消え行く現代でもなお息づく論語の言葉。その秘密の一端を目にしてみませんか。
以下発表者の小田さんの紹介文です。 ーーーー 中国思想で最も有名な『論語』を眺めると、古典ならではの智慧が記してある事に気づきます。『論語』ビギナーに「これは面白楽しいかもしれない」と思って帰ってもらうことを目標とした内容で論語を分かりやすくご説明します。 「論語? なんか聞いたことがあるけど、古臭くて小難しそうでよく分からない。まあ、試しに少しだけ齧ってみてもいいかな」という初心者向けに、分かりやすく中国古典の入り口をご案内いたします。 『論語』という書物が、2000年以上の時代の篩にかけられてもまだ生き残っている理由の一端と、「オリジナルである事とは、そもそも何ぞや?」ということが分かるかもしれません。お気軽にどうぞ。
【一分間スピーチのテーマ】 『論語』についてどういうイメージを持っていますか?
【発表者のプロフィール】 小田恵美子 東大大学院人文社会系研究科東アジア思想文化専門分野修了(修士)。専門は中国思想。外資系企業勤務を経て大学院進学。只今、宋代儒学の研究の傍ら『論語』など中国古典の初心者向け講座を開講中。 ーーーー
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