三文会

東大周辺で毎週土曜朝に行っている勉強会です。毎週違う人の話を聞きながら、参加者と発表者が相互に議論をしあいます。テーマ、参加者ともに多様性が特徴です。※2020年3月から、オンラインで開催しています。

6/13<遠隔>【葉の上への水滴のつき方と表面構造の関係】

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、Google Meetを用いてオンラインで開催いたします!

毎回好評の、生活の中から科学を見つける夏目先生の発表第三弾です!今回は葉の上についた水がなかなか落ちないのはなぜか?について顕微鏡を用いて観察してわかったことを発表いただきます。随時質問しながら進みますので、物理や生物が苦手・・という方もお気軽にご参加ください!

以下、発表者の方による紹介文です。


水の持つ強い表面張力と物体が水をはじく性質(はっ水性)は自然界で極めてよく見かける現象です。 例えば、植物の葉に朝露が付いて光っている光景はとても美しいです。それが、表面張力と葉のはっ水性のためであることを知っている方も多いでしょう。

でも、いったん葉に付いた水滴がそこに留まっていてなかなか落ちないのはなぜでしょう。表面のはっ水性は水を遠ざけるように働いているはずです。こういう疑問は拡大して観察するが一番良いです。そこで、電子顕微鏡で調べてみました。10万倍の拡大性能です。その結果わかったことは? --------水を仲介とした生物・化学・物理の境界領域の研究例でもあります!

【当日の配布資料】

三文会表紙付6月13日はっ水性表面張力水分子の姿葉の水滴挙動

【1分間スピーチのテーマ】 水に関する話をして下さい。例えば、体の60%は水で出来ているときいて何を思いますか?

(備考)三文会では、自己紹介を兼ねて、発表者が設定したテーマについて参加者の皆さまに1分間のスピーチをお願いしています。

【発表者プロフィール】 夏目雄平(なつめ・ゆうへい)

1946年長野県生まれ。東京大学理学部物理学科卒、同理学系大学院で理学博士の学位を得る。専攻は物性物理学。 イギリスで研究活動の後、千葉大学へ就職し1990年教授。2012年定年退職。 その後は、科学を一般に広める活動、科学の本の執筆に従事。理科の雑誌「理科の探検」(SAMA企画)編集委員。専門書/一般科学書の他、文系本として(鉄道、徒歩の)旅の本も出版している。ふるさとNAGANO応援団メンバー。活動として「夏季は男子もスカートをはこう」運動。

【参加費】 無料

【開催場所】 ・Google Meetによる遠隔開催をします。事前のアプリ等のダウンロードは不要です。Chrome, Firefox, Safari, Microsoft Edgeのブラウザをご用意ください。(要件: https://support.google.com/meet/answer/7317473?hl=ja ) ・時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。 会議URL:

https://meet.google.com/fmo-synz-uac

★下のフォームから参加登録をお願いします★

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