三文会

東大周辺で毎週土曜朝に行っている勉強会です。毎週違う人の話を聞きながら、参加者と発表者が相互に議論をしあいます。テーマ、参加者ともに多様性が特徴です。※2020年3月から、オンラインで開催しています。

9/3【そろそろ基礎情報学について共有したいんだ】

前回2022年8月27日土曜の三文会で『UNIXという考え方』を紹介したところ、「プログラム内蔵方式コンピューター」(注)に話題が及びました。
これらの話題については、西垣通(にしがき・とおる)氏(東京大学名誉教授)が2000年代から基礎情報学という学問分野を提唱し、情報とは何か、データと何が違うのか、生命もコンピューターも情報を扱うと考えられるのはなぜか、記号とは、コミュニケーションとは、メディアとは、知識とは何かといった問いに答えています。
以前から「基礎情報学の話題を三文会に共有すると面白いのでは」という気持ちと、「基礎情報学の巨大な体系をうまく説明できるわけないよな」という気持ちとがせめぎ合っていました。
この機会に、試みに放出してみることにします。

(注)ハンガリーに生まれた米国の数学者J・フォン・ノイマンにあやかって「ノイマン型コンピューター」ともいったが、近年は、全てがフォン・ノイマンの独創によるわけではないとされる。

[文献]
西垣通, 2021,『新 基礎情報学――機械をこえる生命』NTT出版. 

【一分間スピーチのテーマ】

「情報」とは何だと思いますか? なんとなくで構いません。

【発表者】

熱川豊紘(にえかわ・とよひろ)
1986年和歌山県生まれ。東京大学文学部を経て、2012年に同大学大学院学際情報学府修士課程を修了。専門は科学・技術政策。在学中、財団法人東京大学新聞社(現、公益財団法人)に勤務。三文会事務局に出向。現在、電気通信企業に勤務。

【開催場所】

Zoomで開催します。

【スケジュール】

8:00~8:30、参加者の自己紹介+発表者のお題に沿ったコメント(一分間スピーチ)

三文会では会のはじめに、参加者のみなさんにひとり1分程度お話しいただきます。

8:30~9:40、発表

9:40~10:00、参加者と発表者の感想

8:00開始は固定ですが、その他の時間は変動する場合があります。

【参加費】

無料

【参加方法】

  • 事前登録は不要です。
  • Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です。)
  • 時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。

三文会では発表者・参加者・運営を募集しています。
興味のある方はsanmonkai.utあっとgmail.comまでご連絡ください。