一般社団法人共同通信社が『記者ハンドブック第14版――新聞用字用語集』を2022年3月に発表しました。
通信社大手の共同通信社が記事の用字・用語を定めた書籍です。
複数の報道機関が同様の書籍を発表する中、『記者ハンドブック』は1956年からの歴史、細かな規定、頻繁な改訂などが特色です。
報道機関の記者でないウェブライターでも支持する方が多いようです。
明日の三文会では『第10版』(2005)から4版分を愛用してきた経験から、たびたび読み返す規定、『第14版』で注目した規定などを紹介します。
次のような話題を扱う予定です。
- 通信社とは何か
- 二つの共同通信社
- そもそも用字・用語の統一は必要か
- 公用文、法令、他機関の用字・用語との違い
- 「記事の書き方」
- 2010年内閣告示の常用漢字表
- 「不要な語」
- 「魅する」
- 「薄だいだい」
- 「戦う」と「闘う」
- 「テイクアウト」
- 買うならば第2刷を
[文献]
共同通信社, 2022,『記者ハンドブック第14版――新聞用字用語集』共同通信社.
https://www.kyodo.co.jp/books/isbn/978-4-7641-0733-5/
【一分間スピーチのテーマ】
用字・用語の基準はありますか?
【発表者】
熱川豊紘(にえかわ・とよひろ)
1986年和歌山県生まれ。東京大学文学部を経て、2012年に同大学大学院学際情報学府修士課程を修了。専門は科学・技術政策。在学中、財団法人東京大学新聞社(現、公益財団法人)に勤務。三文会事務局に出向。現在、電気通信企業に勤務。
【開催場所】
Zoomで開催します。
【スケジュール】
- 8:00~8:30、参加者の自己紹介+発表者のお題に沿ったコメント(一分間スピーチ)
- 三文会では会のはじめに、参加者のみなさんにひとり1分程度お話しいただきます。
- 8:30~9:40、発表
- 9:40~10:00、参加者と発表者の感想
8:00開始は固定ですが、その他の時間は変動する場合があります。
【参加費】
無料
【参加方法】
- 事前登録は不要です。
- Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です。)
- 時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。
- 会議URL:
https://us02web.zoom.us/j/89654422676?pwd=dHc0ZXpMYzRudUNtTnA3ZVdKV1N1UT09
- ミーティングID: 896 5442 2676
- パスコード: 561812
- 会議URL:
三文会では発表者・参加者・運営を募集しています。
興味のある方はsanmonkai.utあっとgmail.comまでご連絡ください。