個人の関心で「頭がよくなりそうな本」を講読しています(「頭がよくなりそうな本をたくさん読むのは頭がよくないのではないか」とのご指摘をいただいていますが)。
そのうち比較的、読みやすいと思われる戦後日本で発表された文献の感想を、2024年に1カ月に1回の予定で共有しております。
今回は、英語学(考えようによっては文献学 philology)が専門の故・渡部昇一(わたなべ・しょういち)氏が1976年に発表した『知的生活の方法』を紹介します。
苦学した経験を交えながら、自身の方法を述べた文献です。講談社現代新書編集部が2023年にX(旧Twitter)に投稿したところによると、1964年の創刊以来の発行部数ランキングで堂々の1位です。
あくまでも素人の感想である点はご容赦ください。
今後の予定は下記の通りです。敬称は略させていただきました。
日も内容も変更があり得ますので、最新の情報は本ウェブサイトでご確認ください。
2024年3月30日(土)第1回 小泉信三『読書論』(済み)
2024年4月27日(土)第2回 梅棹忠夫『知的生産の技術』(済み)
2024年5月25日(土)第3回 板坂元『考える技術・書く技術』(済み)
2024年6月29日(土)第4回 渡部昇一『知的生活の方法』(今回)
2024年7月13日(土)第5回 高根正昭『創造の方法学』(日を繰り上げました)
2024年8月31日(土)第6回 花村太郎『知的トレーニングの技術』
2024年9月28日(土)第7回 外山滋比古『思考の整理学』
2024年10月26日(土)第8回 立花隆『「知」のソフトウェア』
2024年11月30日(土)第9回 松岡正剛『知の編集工学』
2024年12月28日(土)第10回 畑村洋太郎『技術の創造と設計』
[文献]
渡部昇一, 1976,『知的生活の方法』講談社. https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000127597
【一分間スピーチのテーマ】
図書を買う基準があったら教えてください。
【発表者】
熱川豊紘(にえかわ・とよひろ)
1986年和歌山県生まれ。東京大学文学部を経て、2012年に同大学大学院学際情報学府修士課程を修了。専門は科学・技術政策。在学中、財団法人東京大学新聞社(現、公益財団法人)に勤務。三文会事務局に出向。現在、電気通信企業に勤務。
【スケジュール】
- 8:00~8:30、参加者の自己紹介+発表者のお題に沿ったコメント(一分間スピーチ)
- 三文会では会のはじめに、参加者のみなさんにひとり1分程度お話しいただきます。
- 8:30~9:40、発表
- 9:40~10:00、参加者と発表者の感想
8:00開始は固定ですが、その他の時間は変動する場合があります。
【参加費】
無料
【参加方法】
- 事前登録は不要です。
- Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です)
- 時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。
- 会議URL:
https://us02web.zoom.us/j/89654422676?pwd=dHc0ZXpMYzRudUNtTnA3ZVdKV1N1UT09
- ミーティングID: 896 5442 2676
- パスコード: 561812
- 会議URL:
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興味のある方はsanmonkai.utあっとgmail.comまでご連絡ください。