三文会

東大周辺で毎週土曜朝に行っている勉強会です。毎週違う人の話を聞きながら、参加者と発表者が相互に議論をしあいます。テーマ、参加者ともに多様性が特徴です。※2020年3月から、オンラインで開催しています。

【5/25】板坂元氏『考える技術・書く技術』――第3回 頭がよくなりそうな本 戦後日本編

個人の関心で「頭がよくなりそうな本」を講読しています(「頭がよくなりそうな本をたくさん読むのは頭がよくないのではないか」とのご指摘をいただいていますが)。

そのうち比較的、読みやすいと思われる戦後日本で発表された文献の感想を、2024年に1カ月に1回の予定で共有しております。

今回は、日本近世文学が専門の故・板坂元(いたさか・げん)氏が1973年に発表した『考える技術・書く技術』を紹介します。

1957~1985年に英、米両国で生活した経験を交えながら、時に毒舌をふるいながら、自身の技術を述べた文献です。

なお、米国のコンサルタント、B・ミント氏による同名のビジネス書(1996)がありますが、本書の方が20年以上先に発表されています。

あくまでも素人の感想である点はご容赦ください。

今後の予定は下記の通りです。敬称は略させていただきました。

日も内容も変更があり得ますので、最新の情報は本ウェブサイトでご確認ください。

2024年3月30日(土)第1回 小泉信三『読書論』(済み)
2024年4月27日(土)第2回 梅棹忠夫『知的生産の技術』(済み)
2024年5月25日(土)第3回 板坂元『考える技術・書く技術』(今回)
2024年6月29日(土)第4回 渡部昇一『知的生活の方法』
2024年7月27日(土)第5回 高根正昭『創造の方法学』
2024年8月31日(土)第6回 花村太郎『知的トレーニングの技術』
2024年9月28日(土)第7回 外山滋比古『思考の整理学』
2024年10月26日(土)第8回 立花隆『「知」のソフトウェア』
2024年11月30日(土)第9回 松岡正剛『知の編集工学』
2024年12月28日(土)第10回 畑村洋太郎『技術の創造と設計』

[文献]

板坂元, 1973,『考える技術・書く技術』講談社. https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000127488

【一分間スピーチのテーマ】

著者は本書(98~102ページ)で、鉛筆、ナイフ、はさみ、セロハンテープ台、ホチキス、テープレコーダー、ピン入れ、クリップ入れを紹介しています。

同様に、愛用の道具があれば教えてください。

【発表者】

熱川豊紘(にえかわ・とよひろ)

1986年和歌山県生まれ。東京大学文学部を経て、2012年に同大学大学院学際情報学府修士課程を修了。専門は科学・技術政策。在学中、財団法人東京大学新聞社(現、公益財団法人)に勤務。三文会事務局に出向。現在、電気通信企業に勤務。

【スケジュール】

  • 8:00~8:30、参加者の自己紹介+発表者のお題に沿ったコメント(一分間スピーチ)
    • 三文会では会のはじめに、参加者のみなさんにひとり1分程度お話しいただきます。
  • 8:30~9:40、発表
  • 9:40~10:00、参加者と発表者の感想

8:00開始は固定ですが、その他の時間は変動する場合があります。

【参加費】

無料

【参加方法】

  • 事前登録は不要です。
  • Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です)
  • 時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。

三文会では発表者・参加者・運営を募集しています。

興味のある方はsanmonkai.utあっとgmail.comまでご連絡ください。

【5/18】第1回 J・S・ミル ファンの集い『自由論』

youtu.beYouTubeチャンネル「哲学チャンネル」による『自由論』の一部解説

 

三文会では、偶然が重なって、英国の哲学者で経済学者のジョン・スチュアート・ミルが話題になる機会が複数回ありました。

せっかくの機会なので、全3回の予定で、参加者で協力しながら、J・S・ミルの著作を紹介いたします。

あさって5月18日(土)の三文会は、代表作といえる『自由論』を紹介いたします。

「他人の行動の自由に干渉するのが正当だといえるのは、自衛を目的とする場合だけである」などとする「危害の原理」によって、人間の個性と社会の多様性とを擁護した文献です。

J・S・ミルは「本当に例外はないか?」と心配になるくらい単純な原理で、説明を展開します。

残り2回の「J・S・ミル ファンの集い」の予定は次の通りです。決定し次第、本ウェブサイトで案内いたします。

  • 6月15日(土)または6月22日(土)第2回『功利主義』
  • 7月27日(土)第3回『大学教育について』

【一分間スピーチのテーマ】

ファンだといえる表現者(作家、思想家、歌手、俳優、画家など)はいますか?

【発表者】

熱川豊紘(にえかわ・とよひろ)

1986年和歌山県生まれ。東京大学文学部を経て、2012年に同大学大学院学際情報学府修士課程を修了。専門は科学・技術政策。在学中、財団法人東京大学新聞社(現、公益財団法人)に勤務。三文会事務局に出向。現在、電気通信企業に勤務。

【スケジュール】

  • 8:00~8:30、参加者の自己紹介+発表者のお題に沿ったコメント(一分間スピーチ)
    • 三文会では会のはじめに、参加者のみなさんにひとり1分程度お話しいただきます。
  • 8:30~9:40、発表
  • 9:40~10:00、参加者と発表者の感想

8:00開始は固定ですが、その他の時間は変動する場合があります。

【参加費】

無料

【参加方法】

  • 事前登録は不要です。
  • Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です)
  • 時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。

三文会では発表者・参加者・運営を募集しています。

興味のある方はsanmonkai.utあっとgmail.comまでご連絡ください。

【5/11】「一太郎」利用者に復帰しました

www.justsystems.com

思い立って、日本語ワープロソフト「一太郎」の最新版「一太郎2024」を購入しました。

「一太郎」は、中学生だったときに使っていたので、復帰した形になります。

文書校正機能が便利です。

「一太郎」は、ローマ字入力、スペースキーによる仮名漢字変換、エンターキーによる確定という日本語入力の方式を定着させた、コンピューターの歴史に残るソフトウエアです。

「一太郎」の歴史を簡単に振り返りながら、機能を紹介してみたいと思います。

【一分間スピーチのテーマ】

「一太郎」を使った経験はありますか?

【発表者】

熱川豊紘(にえかわ・とよひろ)

1986年和歌山県生まれ。東京大学文学部を経て、2012年に同大学大学院学際情報学府修士課程を修了。専門は科学・技術政策。在学中、財団法人東京大学新聞社(現、公益財団法人)に勤務。三文会事務局に出向。現在、電気通信企業に勤務。

【スケジュール】

  • 8:00~8:30、参加者の自己紹介+発表者のお題に沿ったコメント(一分間スピーチ)
    • 三文会では会のはじめに、参加者のみなさんにひとり1分程度お話しいただきます。
  • 8:30~9:40、発表
  • 9:40~10:00、参加者と発表者の感想

8:00開始は固定ですが、その他の時間は変動する場合があります。

【参加費】

無料

【参加方法】

  • 事前登録は不要です。
  • Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です)
  • 時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。

三文会では発表者・参加者・運営を募集しています。

興味のある方はsanmonkai.utあっとgmail.comまでご連絡ください。

【5/4】続報 一回、英語、勉強し直そうと思いまして

2024年3月9日(土)の三文会 ( https://www.sanmonkai.jp/entry/2024/03/07/082410 )で、英語の勉強についてご相談しました。

いただいたご助言を基に、いくつか文献を入手して読み始めました。

早速、面白かったので軽くご紹介します。

ただし、あまり進展はありません(笑)。

[文献]

安藤貞雄,[1984]2005,『一歩進める英語学習・研究ブックス【新装版】基礎と完成 新英文法』開拓社. https://www.kaitakusha.co.jp/book/book.php?c=1216

北村一真, 2021,『英語の読み方――ニュース、SNSから小説まで』中央公論新社. https://www.chuko.co.jp/shinsho/2021/03/102637.html

成田あゆみ・日比野克哉, 2003,『ディスコースマーカー英文読解』Z会. https://www.zkai.co.jp/books/guide/id-1003/

竹内薫, 2003,『「ネイチャー」を英語で読みこなす――本物の科学英語を身につける』講談社. https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000194374

【一分間スピーチのテーマ】

最近、例えば3月9日(土)の三文会以降、何か外国語のネタがあれば教えてください。

【発表者】

熱川豊紘(にえかわ・とよひろ)

1986年和歌山県生まれ。東京大学文学部を経て、2012年に同大学大学院学際情報学府修士課程を修了。専門は科学・技術政策。在学中、財団法人東京大学新聞社(現、公益財団法人)に勤務。三文会事務局に出向。現在、電気通信企業に勤務。

【スケジュール】

  • 8:00~8:30、参加者の自己紹介+発表者のお題に沿ったコメント(一分間スピーチ)
    • 三文会では会のはじめに、参加者のみなさんにひとり1分程度お話しいただきます。
  • 8:30~9:40、発表
  • 9:40~10:00、参加者と発表者の感想

8:00開始は固定ですが、その他の時間は変動する場合があります。

【参加費】

無料

【参加方法】

  • 事前登録は不要です。
  • Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です)
  • 時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。

三文会では発表者・参加者・運営を募集しています。

興味のある方はsanmonkai.utあっとgmail.comまでご連絡ください。

【4/27】梅棹忠夫氏『知的生産の技術』――第2回 頭がよくなりそうな本 戦後日本編

個人の関心で「頭がよくなりそうな本」を講読しています(「頭がよくなりそうな本をたくさん読むのは頭がよくないのではないか」とのご指摘をいただいていますが)。

そのうち比較的、読みやすいと思われる戦後日本で発表された文献の感想を、2024年に1カ月に1回の予定で共有しております。

今回は、民族学者の故・梅棹忠夫(うめさお・ただお)氏が1969年に発表した『知的生産の技術』を紹介します。

前回、紹介した小泉信三の『読書論』の他、文化人類学者の故・川喜田二郎氏の『発想法』など、京都大学の同僚たちの方法を学問分野を超えて紹介し、議論を提起した文献です。

最終章は、2025年を前に読んで衝撃を受けました。

これまでに何度か三文会で話題になりながら、通して紹介する機会がありませんでした。

あくまでも素人の感想である点はご容赦ください。

今後の予定は下記の通りです。敬称は略させていただきました。

日も内容も変更があり得ますので、最新の情報は本ウェブサイトでご確認ください。

2024年3月30日(土)第1回 小泉信三『読書論』(済み)
2024年4月27日(土)第2回 梅棹忠夫『知的生産の技術』(今回)
2024年5月25日(土)第3回 板坂元『考える技術・書く技術』
2024年6月29日(土)第4回 渡部昇一『知的生活の方法』
2024年7月27日(土)第5回 高根正昭『創造の方法学』
2024年8月31日(土)第6回 花村太郎『知的トレーニングの技術』
2024年9月28日(土)第7回 外山滋比古『思考の整理学』
2024年10月26日(土)第8回 立花隆『「知」のソフトウェア』
2024年11月30日(土)第9回 松岡正剛『知の編集工学』
2024年12月28日(土)第10回 畑村洋太郎『技術の創造と設計』

[文献]

梅棹忠夫, 1969, 『知的生産の技術』岩波書店. https://www.iwanami.co.jp/book/b267410.html

【一分間スピーチのテーマ】

資料の保存はどうしていますか?(Gmailで送る、Notionに貼り付ける、物理スクラップブックに貼り付けるなど)

【発表者】

熱川豊紘(にえかわ・とよひろ)

1986年和歌山県生まれ。東京大学文学部を経て、2012年に同大学大学院学際情報学府修士課程を修了。専門は科学・技術政策。在学中、財団法人東京大学新聞社(現、公益財団法人)に勤務。三文会事務局に出向。現在、電気通信企業に勤務。

【スケジュール】

  • 8:00~8:30、参加者の自己紹介+発表者のお題に沿ったコメント(一分間スピーチ)
    • 三文会では会のはじめに、参加者のみなさんにひとり1分程度お話しいただきます。
  • 8:30~9:40、発表
  • 9:40~10:00、参加者と発表者の感想

8:00開始は固定ですが、その他の時間は変動する場合があります。

【参加費】

無料

【参加方法】

  • 事前登録は不要です。
  • Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です)
  • 時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。

三文会では発表者・参加者・運営を募集しています。

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【4/20】能登の珠洲にボランティアに行ってきました

能登の珠洲にボランティアに行ってきました。

「ボランティアが足りない」という言葉がSNSでは見受けられますが、ボランティアが増えれば解決する話なのかというと、全くそのような単純ではなく、様々な要因があるように思います。

自分の体感や現場で活動している方から聞いた話を中心に、あくまで一人の参加者としての考えや意見をお伝えしつつ、もし能登のボランティアに参加する場合には、どのような点に気を付ければいいのかについてもお話をします。

【一分間スピーチのテーマ】

災害ボランティアやダークツーリズムの経験があれば教えてください。

(なければボランティアに参加したいと思ったことがあるか、参加したいと思ってやらなかった理由、そもそもボランティア参加に興味ない理由などについてお話をいただけるとうれしいです)

【発表者】

石川県珠洲市でボランティアをしてきた方

【スケジュール】

  • 8:00~8:30、参加者の自己紹介+発表者のお題に沿ったコメント(一分間スピーチ)
    • 三文会では会のはじめに、参加者のみなさんにひとり1分程度お話しいただきます。
  • 8:30~9:40、発表
  • 9:40~10:00、参加者と発表者の感想

8:00開始は固定ですが、その他の時間は変動する場合があります。

【参加費】

無料

【参加方法】

  • 事前登録は不要です。
  • Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です)
  • 時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。

三文会では発表者・参加者・運営を募集しています。

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【4/13】お薦めのサブスクを教えてください

事情があって、サブスク(サブスクリプション、定額制契約)を見直しています。

いつの間にか結構な金額を支払っていて驚きました。

逆に、便利なサブスクがあれば知りたいと思っています。

皆さんの知恵をお貸しください。

[資料]

youtu.be

【一分間スピーチのテーマ】

お薦めのサブスクがあれば教えてください。

(一分間スピーチでは名称を先に伺い、順に詳しくお話を伺います)

【発表者】

三文会事務局

【スケジュール】

  • 8:00~8:30、参加者の自己紹介+発表者のお題に沿ったコメント(一分間スピーチ)
    • 三文会では会のはじめに、参加者のみなさんにひとり1分程度お話しいただきます。
  • 8:30~9:40、発表
  • 9:40~10:00、参加者と発表者の感想

8:00開始は固定ですが、その他の時間は変動する場合があります。

【参加費】

無料

【参加方法】

  • 事前登録は不要です。
  • Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です)
  • 時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。

三文会では発表者・参加者・運営を募集しています。

興味のある方はsanmonkai.utあっとgmail.comまでご連絡ください。