三文会

東大周辺で毎週土曜朝に行っている勉強会です。毎週違う人の話を聞きながら、参加者と発表者が相互に議論をしあいます。テーマ、参加者ともに多様性が特徴です。※2020年3月から、オンラインで開催しています。

5/28【宇宙の起源、生命の起源、意識の起源〜基礎科学の三題噺に挑戦〜】(オンライン開催)

我々が関心を持つ起源は、ラーメンの起源とか、簿記の起源とか、ゲームの起源とか、大学の起源とかいろいろありますが、たいていは人間(人類)文化の歴史(的な展開)と絡んでいます。ここではもっと根源的な基礎科学における起源として、宇宙、生命、意識の3課題をあげます。

◯宇宙起源では佐藤勝彦・グースのインフレーション理論が単なる急激な膨張予測だけではなく、その際のゆらぎで現在の宇宙の構造が出来たという精密科学的検証の話。

◯生命起源では、巧妙なタンパク質の前に熱統計力学で(人工)細胞の規則的分裂挙動が構成できるというシナリオ。

◯意識起源ではAIが人間教師抜きで深層学習した結果が人間を凌駕した時、その動機に原始意識を認めて騙されるのもありかな?という人間側の都合を論じます。ミドリムシなど単細胞生物の意思と比較してみます。

あくまで理解の手がかりを探すための話題提供であり、皆様のご意見ご批判を勉強の糧にさせて下さい。

フライヤー

【一分間スピーチのテーマ】

貴方が最も知りたい起源は何ですか?

【発表者】

夏目雄平
千葉大学名誉教授。常勤職(理学部物理学科で固体物性専攻)を定年退職して10年経ちました。実験イベント/科学講演の諸活動に関して、最近「オモシロ学者」という「称号」をいただきました(NHK総合テレビ番組『世界オモシロ学者スゴ動画祭』に出演)。大人/子ども、文系/理系を問わず、物理(基礎科学)を楽しく語ることを試みています。そこでは入門/先端、基礎/応用の区分けもせずに「本当のところ」を伝えるようにしています。著書(『Amazon 夏目雄平』で検索)は文系/理系の両面で出していますが「ベストセラー」にはほど遠いです。

続きを読む

5/21【Twitter Space を使ってみた】(オンライン開催)

三文会参加のハードルを下げたいと思い、事務局の思いつきで 5月16日にミニ三文会と称してTwitter の Space 機能を用いて「最近読んだ本を紹介する会」を行いました。

今回の三文会はその振り返りを行い、みなさんのオンライン音声コミュニケーションの経験について雑談します。

【一分間スピーチのテーマ】

最近のオンラインでのコミュニケーションの経験とそのツールに関する感想

【発表者】

三文会事務局

続きを読む

5/14【2022年の読書会を組成する…のはどうなった?】(オンライン)

2022年1月15日土曜の三文会で「2022年の読書会を組成する」という話題で皆さんに討議していただき、いくつかの案を考えました。

が、その後、いろいろあって放置しておりました(苦笑)。

下記の二つの案について、それぞれの文献を簡単に紹介して、ご賛同いただける方を探します。

【一分間スピーチのテーマ】

2022年に新たに認識した「積ん読」の文献

【発表者】

熱川豊紘(にえかわ・とよひろ)

1986年和歌山県生まれ。東京大学文学部を経て、2012年に同大学大学院学際情報学府修士課程を修了。専門は科学・技術政策。在学中、財団法人東京大学新聞社(現、公益財団法人)に勤務。三文会事務局に出向。現在、情報通信企業に勤務。

【開催場所】

Zoomで開催します。

【参加費】

無料

【参加方法】

  • 事前登録は不要です。
  • Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です。)
  • 時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。

三文会では発表者・参加者・運営を募集しています。
興味のある方はsanmonkai.utあっとgmail.comまでご連絡ください。

5/6【修士何しようかの相談的な回 計算機社会科学なのかなんなのか…】(オンライン)

新年度が始まりもう一ヶ月が経ってしまいました。

昔はあんなに元気が良かった新入生もGWを経て徐々に生気が失われる今日この頃、もしくは、学振に向けてGWってなに…?ってなっている今日この頃、私たちは修士の計画を立てる時期となりました。

 

なんとなくの方向性は決まっているけど、いまいちまだ具体性がない…、いまは、こんな感じの方向性と思っているけど、実は別の視点もあるかもとなったとき、頼りになるのは人生の先輩です。

というわけで今回の三文会では、迷える子修士の構想発表会?を行おうと思います。

みなさま、ぜひお力をお貸しください。

もちろん、学部の方も大歓迎です。迷える先人を見て同じ轍を踏まないようにしましょう。

 

【一分間スピーチのテーマ】

100億円あったら何がしたいですか?

 

【発表者】

浅野輝

東京大学大学院 学際情報学府 1年

 

続きを読む

4/30【書評『〈群島〉の歴史社会学』後編】(オンライン)

image from 

https://unsplash.com/photos/FUjMkcjgxAk

 

2013年に初版が発行された『〈群島〉の歴史社会学』のご紹介・後編です。この本は小笠原諸島・硫黄諸島の近現代史からグローバルな歴史の動きを捉えなおそうとする本ですが、前回の小笠原諸島における人類定住のはじまりから、日本による主権発動を経て、今回は第二次世界大戦と冷戦期に小笠原諸島とそこに住まう/住んでいた人々がどのような歴史をたどったのかを、『〈群島〉の歴史社会学』以外の資料も適宜参照しつつご紹介できればと思います。


参考資料

  1. 『〈群島〉の歴史社会学』石原俊
【一分間スピーチのテーマ】

あなたが住む場所は、今後どうなると思いますか?(タイムスパンは1年でも1000年でも、もっと長くても構いません)

 

【発表者】

浅学な人

続きを読む

4/23【書評『〈群島〉の歴史社会学』】(オンライン)

2013年に初版が発行された『〈群島〉の歴史社会学』という本のご紹介をします。この本は小笠原諸島・硫黄諸島の近現代史からグローバルな歴史の動きを捉えなおそうとする本だと、発表者は考えています。小笠原諸島というと絶海の孤島といったイメージが一般的であり、どういった歴史が営まれてきたか、ということはあまり知られていないと思います。ですが、実際にこの『〈群島〉の歴史社会学』を繙き、また関連する資料を読んでみると、そこには自然や社会といったそれぞれの状況の中で生きようと足掻いた/足掻く人々がいました。欧米系・太平洋諸島先住民系の初期入植者とその入植の前史にはじまり、第二次世界大戦後の島民の苦難に至るまでを、本書以外の資料も適宜参照しつつご紹介できればと思います。


参考資料

  1. 『〈群島〉の歴史社会学』石原俊
  2. 『海賊ユートピア』ピーター・ランボーン・ウィルソン
  3. 『群島と大学』石原俊
【一分間スピーチのテーマ】

あなたが「辺境」という言葉で連想する場所はどこですか?

 

【発表者】

浅学な人

続きを読む

4/16【子どもと保護者の両方から考える”子育て”】(オンライン)

f:id:sanmonkai:20220413145852p:plain

今回は、私が活動している「親子カフェおそら」という子育て応援団体の活動を紹介させていただきつつ、今の子育てについて考えてみたいと思います。

遊びを通じた学びや、保護者以外だからこそ出来ること、仕事と家庭との両立etc・・・子どもも保護者も、関わる人たちが自分にとって良い状態を作っていきやすくするにはどんなことができそうか、お話ししてみたいです。

【一分間スピーチのテーマ】

「子育て」という言葉を聞いて、最初にどんなことを思い浮かべますか?

【発表者】

奥田智香
1997年生まれ、大阪出身・東京在住
子どもはいませんが子育て支援に関心があり、企業で働きつつ、保育士の資格を取りました。

続きを読む