三文会

東大周辺で毎週土曜朝に行っている勉強会です。毎週違う人の話を聞きながら、参加者と発表者が相互に議論をしあいます。テーマ、参加者ともに多様性が特徴です。※2020年3月から、オンラインで開催しています。

【10/19】カントをドイツ語で読んでみた

三連休を利用して、プロイセンの哲学者イマヌエル・カントによる論文 „Beantwortung der Frage: Was ist Aufklärung?“「啓蒙とは何か? という問いへの答え」(1784)をドイツ語で読んでみました。

10段落の小論ですが、三連休は潰れました(笑)。

さすがに、関係詞や接続法は適切に読解できていませんが、悪戦苦闘の記録を共有したいと思います。

【一分間スピーチのテーマ】

読むのに苦労した図書

【発表者】

熱川豊紘(にえかわ・とよひろ)

1986年和歌山県生まれ。東京大学文学部を経て、2012年に同大学大学院学際情報学府修士課程を修了。専門は科学・技術政策。在学中、財団法人東京大学新聞社(現、公益財団法人)に勤務。三文会事務局に出向。現在、電気通信企業に勤務。

【スケジュール】

  • 8:00~8:30、参加者の自己紹介+発表者のお題に沿ったコメント(一分間スピーチ)
    • 三文会では会のはじめに、参加者のみなさんにひとり1分程度お話しいただきます。
  • 8:30~9:40、発表
  • 9:40~10:00、参加者と発表者の感想

8:00開始は固定ですが、その他の時間は変動する場合があります。

【参加費】

無料

【参加方法】

  • 事前登録は不要です。
  • Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です)
  • 時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。

三文会では発表者・参加者・運営を募集しています。

興味のある方はsanmonkai.utあっとgmail.comまでご連絡ください。

【10/12】年別ベストセラーを眺める

三文会でさまざまな発表をした副産物として、年別のベストセラーを眺める機会がありました。

「こんな本があったのか」

「懐かしい」

と思うこと請け合いです。

お気軽にお聞きください。

 

[文献]日本著者販促センターのウェブページ(すごい)

【一分間スピーチのテーマ】

思い出のベストセラー

【発表者】

熱川豊紘(にえかわ・とよひろ)

1986年和歌山県生まれ。東京大学文学部を経て、2012年に同大学大学院学際情報学府修士課程を修了。専門は科学・技術政策。在学中、財団法人東京大学新聞社(現、公益財団法人)に勤務。三文会事務局に出向。現在、電気通信企業に勤務。

【スケジュール】

  • 8:00~8:30、参加者の自己紹介+発表者のお題に沿ったコメント(一分間スピーチ)
    • 三文会では会のはじめに、参加者のみなさんにひとり1分程度お話しいただきます。
  • 8:30~9:40、発表
  • 9:40~10:00、参加者と発表者の感想

8:00開始は固定ですが、その他の時間は変動する場合があります。

【参加費】

無料

【参加方法】

  • 事前登録は不要です。
  • Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です)
  • 時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。

三文会では発表者・参加者・運営を募集しています。

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【10/5】2025年の「知識管理計画」について

かなり気が早く、かつ大げさですが、2025年の「知識管理計画」を検討しています。

従来は、古典の読書に重点を置いてきましたが、2025年は映画、音楽、数学などに範囲を広げることを検討しています。

原案を説明しますので、ああでもない、こうでもない、と言っていただければ幸いです(採用できるかは発表者の力量によります)。

【一分間スピーチのテーマ】

2024年にやり残していること

【発表者】

熱川豊紘(にえかわ・とよひろ)

1986年和歌山県生まれ。東京大学文学部を経て、2012年に同大学大学院学際情報学府修士課程を修了。専門は科学・技術政策。在学中、財団法人東京大学新聞社(現、公益財団法人)に勤務。三文会事務局に出向。現在、電気通信企業に勤務。

【スケジュール】

  • 8:00~8:30、参加者の自己紹介+発表者のお題に沿ったコメント(一分間スピーチ)
    • 三文会では会のはじめに、参加者のみなさんにひとり1分程度お話しいただきます。
  • 8:30~9:40、発表
  • 9:40~10:00、参加者と発表者の感想

8:00開始は固定ですが、その他の時間は変動する場合があります。

【参加費】

無料

【参加方法】

  • 事前登録は不要です。
  • Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です)
  • 時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。

三文会では発表者・参加者・運営を募集しています。

興味のある方はsanmonkai.utあっとgmail.comまでご連絡ください。

【9/28】故・外山滋比古氏『思考の整理学』――第7回 頭がよくなりそうな本 戦後日本編

個人の関心で「頭がよくなりそうな本」を講読しています(「頭がよくなりそうな本をたくさん読むのは頭がよくないのではないか」とのご指摘をいただいていますが)。

そのうち比較的、読みやすいと思われる戦後日本で発表された文献の感想を、2024年に1カ月に1回の予定で共有しております。

9月28日(土)の三文会では、英文学者の故・外山滋比古(とやま・しげひこ)氏が1983年に発表した『思考の整理学』を紹介します。

これまでに紹介した文献では初めて「コンピューター」が繰り返し話題に上ります(笑)。

なお、筑摩書房が今年2024年に『新版』を刊行しました。

話題提供者は『新版』ではない、ちくま文庫版(1986)を参照します。

あくまでも素人の感想である点はご容赦ください。

今後の予定は下記の通りです。敬称は略させていただきました。

日も内容も変更があり得ますので、最新の情報は本ウェブサイトでご確認ください。

  • 2024年3月30日(土)第1回 小泉信三『読書論』(済み)
  • 2024年4月27日(土)第2回 梅棹忠夫『知的生産の技術』(済み)
  • 2024年5月25日(土)第3回 板坂元『考える技術・書く技術』(済み)
  • 2024年6月29日(土)第4回 渡部昇一『知的生活の方法』(済み)
  • 2024年7月13日(土)第5回 高根正昭『創造の方法学』(済み)
  • 2024年8月31日(土)第6回 花村太郎『知的トレーニングの技術』(済み)
  • 2024年9月28日(土)第7回 外山滋比古『思考の整理学』(今回)
  • 2024年10月26日(土)第8回 立花隆『「知」のソフトウェア』
  • 2024年11月30日(土)第9回 松岡正剛『知の編集工学』
  • 2024年12月28日(土)第10回 畑村洋太郎『技術の創造と設計』

[文献]

外山滋比古,[1983]1986,『思考の整理学』筑摩書房. 

『新版』(2024)のウェブページは https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480439123/ 。

【一分間スピーチのテーマ】

情報を「すてる」ことはありますか?

【発表者】

熱川豊紘(にえかわ・とよひろ)

1986年和歌山県生まれ。東京大学文学部を経て、2012年に同大学大学院学際情報学府修士課程を修了。専門は科学・技術政策。在学中、財団法人東京大学新聞社(現、公益財団法人)に勤務。三文会事務局に出向。現在、電気通信企業に勤務。

【スケジュール】

  • 8:00~8:30、参加者の自己紹介+発表者のお題に沿ったコメント(一分間スピーチ)
    • 三文会では会のはじめに、参加者のみなさんにひとり1分程度お話しいただきます。
  • 8:30~9:40、発表
  • 9:40~10:00、参加者と発表者の感想

8:00開始は固定ですが、その他の時間は変動する場合があります。

【参加費】

無料

【参加方法】

  • 事前登録は不要です。
  • Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です)
  • 時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。

三文会では発表者・参加者・運営を募集しています。

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【9/21】「6人を介すれば世界中の人とつながれる」はもともとどんな話だったか

先週9月14日(土)の三文会で「弱い紐帯(結び付き)の強さ」を紹介したところ「6人を介すれば世界中の人とつながれる」という仮説が話題になりました。

「6人を介すれば世界中の人とつながれる」という仮説は、社会心理学者のスタンレー・ミルグラムが1967年に論文「小さな世界問題」で発表した「アメリカ合衆国国民から2人ずつの組を無作為に抽出し、その2人がつながっている場合には、平均すると6人の知り合いを介している」という研究に由来すると思われます。

ご存じの方はご存じだと思いますが、この実験の対象は米国民であり「6人」は「平均」です。

今回の三文会では、この論文がそもそもどんな話だったかを紹介してみます。

[文献]

Milgram, Stanley, 1967, “The Small World Problem,” Psychology Today, May 1967: 60-7. 

野沢慎司編, 2006,『リーティングス ネットワーク論――家族・コミュニティ・社会関係資本』勁草書房.〔日本語訳を収録〕

【一分間スピーチのテーマ】

意外な人間関係

【発表者】

熱川豊紘(にえかわ・とよひろ)

1986年和歌山県生まれ。東京大学文学部を経て、2012年に同大学大学院学際情報学府修士課程を修了。専門は科学・技術政策。在学中、財団法人東京大学新聞社(現、公益財団法人)に勤務。三文会事務局に出向。現在、電気通信企業に勤務。

【スケジュール】

  • 8:00~8:30、参加者の自己紹介+発表者のお題に沿ったコメント(一分間スピーチ)
    • 三文会では会のはじめに、参加者のみなさんにひとり1分程度お話しいただきます。
  • 8:30~9:40、発表
  • 9:40~10:00、参加者と発表者の感想

8:00開始は固定ですが、その他の時間は変動する場合があります。

【参加費】

無料

【参加方法】

  • 事前登録は不要です。
  • Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です)
  • 時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。

三文会では発表者・参加者・運営を募集しています。

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【9/14】「弱い紐帯(結び付き)の強さ」はもともとどんな話だったか

先週9月7日(土)の三文会で「弱い紐帯(結び付き)の強さ」the strength of weak ties が話題になりました。

「弱い紐帯の強さ」は、米国の社会学者M・S・グラノヴェター氏(スタンフォード大学教授)が1973年に、21ページの論文で有名にした概念だと思われ、「定年後」の生活だけでなく、「イノベーション」の普及などにも関係しています。

今回の三文会では、この論文がそもそもどんな話だったかを紹介してみます。

[文献]

Granovetter, Mark S, 1973, “The Strength of Weak Ties,” American Journal of Sociology, 78: 1360-1380.

野沢慎司編, 2006,『リーティングス ネットワーク論――家族・コミュニティ・社会関係資本』勁草書房.〔日本語訳を収録〕

【一分間スピーチのテーマ】

グラノヴェター氏(1970)が米国で調査したところ、知人から仕事を紹介された人の83.4%が、その知人と「年2回以上かつ週2回未満」か「年1回以下」かしか会わなかったと答えた、と報告しています(野沢氏らの訳で137~138ページ)。同様の事例を知っていますか?

【発表者】

熱川豊紘(にえかわ・とよひろ)

1986年和歌山県生まれ。東京大学文学部を経て、2012年に同大学大学院学際情報学府修士課程を修了。専門は科学・技術政策。在学中、財団法人東京大学新聞社(現、公益財団法人)に勤務。三文会事務局に出向。現在、電気通信企業に勤務。

【スケジュール】

  • 8:00~8:30、参加者の自己紹介+発表者のお題に沿ったコメント(一分間スピーチ)
    • 三文会では会のはじめに、参加者のみなさんにひとり1分程度お話しいただきます。
  • 8:30~9:40、発表
  • 9:40~10:00、参加者と発表者の感想

8:00開始は固定ですが、その他の時間は変動する場合があります。

【参加費】

無料

【参加方法】

  • 事前登録は不要です。
  • Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です)
  • 時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。

三文会では発表者・参加者・運営を募集しています。

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【9/7】楠木新氏『定年後』を早めに読む(続き)

今週の三文会では、大手生命保険会社で人事・労務畑を歩んだ楠木新(くすのき・あらた)氏によるベストセラー『定年後――50歳からの生き方、終わり方』(2017)を読みます。

7月27日(土)の三文会「楠木新氏『定年後』を早めに読む」の議論が白熱したため、第2回を設けました。

「定年はまだまだだけれど……」と思いきや、働く人々が社会とどうつながるか、という重大な論点を投げ掛ける一冊でもあります。

定年はまだまだだという方も、定年が近い方も、定年を過ぎた方も、ご参加いただければ幸いです。

[文献]

楠木新, 2017,『定年後――50歳からの生き方、終わり方』中央公論新社. https://www.chuko.co.jp/shinsho/2017/04/102431.html

【一分間スピーチのテーマ】

定年後、老後に向けて、既に取り組んでいること、あるいは今後取り組みたいことはありますか。

【発表者】

放送大学学生

【スケジュール】

  • 8:00~8:30、参加者の自己紹介+発表者のお題に沿ったコメント(一分間スピーチ)
    • 三文会では会のはじめに、参加者のみなさんにひとり1分程度お話しいただきます。
  • 8:30~9:40、発表
  • 9:40~10:00、参加者と発表者の感想

8:00開始は固定ですが、その他の時間は変動する場合があります。

【参加費】

無料

【参加方法】

  • 事前登録は不要です。
  • Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です)
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