三文会

東大周辺で毎週土曜朝に行っている勉強会です。毎週違う人の話を聞きながら、参加者と発表者が相互に議論をしあいます。テーマ、参加者ともに多様性が特徴です。※2020年3月から、オンラインで開催しています。

7/24【『英語の歴史から考える英文法の「なぜ」』の衝撃を共有したい】(オンライン開催)

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◎『英語の歴史から考える英文法の「なぜ」』の衝撃を共有したい
6月ころから仕事で英語を読む機会が増えました。
そこで、一味違う観点で英文法を学び直したくなり、英語教育などが専門の朝尾幸次郎氏(元立命館大学教授)による『英語の歴史から考える英文法の「なぜ」』(2019)を読み始めました。
すると、
「未来時制という時制はない」
「仮定法は仮定と関係がない」
「不定詞はtoが付いた動詞ではない」
など、結構な衝撃を受けました。
今回の三文会では、ただ、この衝撃を共有したいと考えています(笑)。


●キーワード:英語、英文法
●文献:
朝尾幸次, 2019,『英語の歴史から考える英文法の「なぜ」』大修館書店.


【一分間スピーチのテーマ】
英語を使っていますか?


【発表者】
熱川豊紘(にえかわ・とよひろ)
1986年和歌山県生まれ。東京大学文学部を経て、2012年に同大学大学院学際情報学府修士課程を修了。専門は科学・技術政策論。在学中、財団法人東京大学新聞社(現、公益財団法人)に勤務。朝食勉強会、三文会事務局に出向。現在、情報通信企業でマーケティングを担当。

7/17【『99%のためのフェミニズム宣言』書評】(オンライン開催)

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99%のためのフェミニズム宣言は経済的に成功することができない女性のためのフェミニズム宣言であり,『LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲』などの女性が経済的に成功することによって自由を手にしようという立場に対してNoという立場を主張する書籍です.

 

99%のためのフェミニズム宣言の背景には,マルクス主義,人新世やブラックフェミニズムが挙げられます.

次回の三文会においてはこのような『99%のためのフェミニズム宣言』へと至る流れ,そして,その限界についても説明しようと思います.

 

1分間スピーチ

連隊のために必要だと思うことの教えてください

 

発表者紹介

浅野輝 東京大学工学部4年

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7/10【梅雨の読書会】(内容変更)(オンライン開催)

明日7月10日の三文会は予定を変更して読書会を行います.

『ラディカルオーラルヒストリー』についての発表は延期とさせていただきます.急な変更となってしまい,,申し訳ありませんでした.

 

今回お持ちいただきたい本のテーマは「自分の好きな本」です
ジャンル、媒体は問わないのでお好きな本を一冊お持ちください!

 

以下読書会の詳細です。

8:00~8:10
参加者が集まり次第、自己紹介を兼ねた一分間スピーチ

8:10~8:50
本の紹介

8:50~9:00
感想

9:00~10:00
感想の続き、雑談などなど

■お持ちいただく本のテーマ
「自分の好きな本」です。
紙媒体の本でなくとも、電子書籍、漫画、図鑑等あなたが他人にオススメしたい本なら何でも結構です。本は当日お持ちいただけると幸いです。

 

■本の紹介について
一人3~5分程度で本を紹介して頂き、その後5分程度の質疑応答を行います。
本の紹介の仕方は基本的に自由です。何を言えばいいのか分からない方は以下のことを参考にしてみてはいかがでしょうか?
・本の大ざっぱな内容
・なぜその本が好きなのか
・どんな人に勧めたいのか

当日は運営が最初に本を紹介するのでそちらを参考にしてその場で考えても大丈夫です!

■一分間スピーチのテーマ
「今後聞いてみたい発表,もしくは最近気になっているもの・こと」

【開催場所】
・Zoomで開催します。
※事前のダウンロードが必要です。

 

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7/10【『ラディカル・オーラル・ヒストリー』書評 後編】(オンライン開催)

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2021年5月22日に発表した『ラディカル・オーラル・ヒストリー』書評の後編となります。

手短に説明すると、書評対象の本である『ラディカル・オーラル・ヒストリー』とはオーストラリア先住民のある歴史家による「歴史実践」を紹介した本です。

ですが、この本の魅力はそこにとどまらず、一見すると「私たちと彼ら」という形で埋めがたい溝のあるかに見える2つの集団間で、いかに対話するか、という普遍的かつアクチュアルな問に迫ろうとしている部分にあります。

後編では前編以上に「一見して事実とは認めがたい」主張がアボリジニの歴史家からなされるのですが、著者がそれを相対主義的な「彼らには彼らの世界観があるよね」という結論に流さずどう真摯に向き合っていくか、という側面をうまくご紹介できればと思います。

ともすると発表者である吉立自身の相対主義的な部分も出てしまいそうになりますが、それを上手くかわせたか否かは、オーディエンスの皆さんのご判断に委ねようと思います。

 

1分間スピーチ

自らと相容れない信念の持ち主と対話せねばならぬとき、どうしますか?

 

発表者紹介

吉立開途、平社員

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7/3【栄養学のおもしろい雑学を話す】(オンライン開催)

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以前の発表で カレー作りをライブ配信したヤマオカさんが、今回は栄養学に関する雑学をご紹介します。コロナ禍で料理するようになったな〜という方や、筋トレ始めてみた方はぜひお越しください!

以下、紹介文です。
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栄養学の雑学をとりとめなく紹介します。
料理に関することや筋トレに関することなど、生活の中での栄養について一緒にディスカッションできたらと思います。
※恐らくあまり資料らしい資料は用意しない省エネ発表になると思います。

【1分間スピーチ】
最近へぇ〜と思ったこと

【発表者】
ヤマオカさん
東京で働くOL、ビリヤニ愛好家

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6/26【マシュー・ボルトン 「社会はこうやって変える!」を読む】(オンライン開催)

 

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以前発表した際に扱った、ジョエル・ベストの「社会問題とは何か: なぜ、どのように生じ、なくなるのか? 」は、アメリカにおける社会問題の認識とその解決の過程を記した本でした。
今回は、英国の事例をマシュー・ボルトン「社会はこうやって変える!: コミュニティ・オーガナイジング」を読みながら考えていきます。この本は、社会の問題をどのようにコミュニティの中で認知、共有し、それぞれの形でその問題に関わっていくかの実践の記録を記した本です。
「社会はこうやって変える!」の原題は「How To Resist -Turn Protest to Power-」です。「Power」という言葉をキーワードに、社会を変えていく過程を考えてみたいと思います。
つまりは、「力が欲しいか?」こんな中二病的なセリフを思い浮かべるこの一冊から、英国の社会問題の解決方法と中二病の実践方法を考えてみませんか?

【1分間スピーチのテーマ】
自分の中二病の指数を100点満点で採点し、採点理由を述べよ。

【発表者】
ツジさん 中二病患者

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6/19【青土社『現代思想』読み比べ~1989年「知識のエンジニアリング」と2015年「人工知能」とで~】(オンライン開催)

 

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皆さまは青土社という出版社から月刊されている『現代思想』という雑誌をご存じでしょうか。これは半世紀近く前、1973年に創刊された雑誌で、多様なテーマを現代思想という切り口から紹介するものです。

かなり長い歴史を持つ雑誌ですので、数十年を経て似通ったテーマが扱われることがあります。一例として、タイトルにも掲げた1989年4月号「特集 知識のエンジニアリング――エキスパート・システムは知能を持つか」と2015年12月号「特集 人工知能――ポスト・シンギュラリティ」があります。

私見では既にガートナーが言うところの「ハイプ・サイクル」で『幻滅期』に入りつつあるように思われる人工知能ですが、一般に言われるのはAIブームは3回あった、ということです。『エキスパート・システム』はその2回目のブームでの流行語でした。

今回の発表では2冊の『現代思想』誌を比較しながら読むことで、次の疑問を探っていきたいと思います。

1989年と2015年とで、人工知能にまつわる時代/社会状況はいかなる変化を遂げ、あるいは遂げなかったか

少し毛色の変わった発表になる予定ですが、また最新のAI技術についての解説なども伴わない予定ですが、最新技術の来し方を振り返ることも無駄ではないと思います。

※先日までは2021年5月22日発表「『ラディカル・オーラル・ヒストリー』書評前編」の後編を実施する予定でしたが、発表者都合により別テーマに差し替えさせていただきます。後日、『ラディカル』書評後編も実施しますので、ご期待ください。

 【一分間スピーチのテーマ】
以下からお好きな方をお選びください。社会的なものでも、個人的な体験でも結構です。

  1. これは歴史が繰り返したのではないだろうか、と思われる事例 ※「繰り返し」のスパンは短くてもかまいません
  2. 逆に、歴史における不可逆な変化の事例

【発表者】
吉立開途、会社員

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