三文会

東大周辺で毎週土曜朝に行っている勉強会です。毎週違う人の話を聞きながら、参加者と発表者が相互に議論をしあいます。テーマ、参加者ともに多様性が特徴です。※2020年3月から、オンラインで開催しています。

2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

【12/23】堀井憲一郎氏『愛と狂瀾のメリークリスマス』をざっくり読む

クリスマスの直前ということで、コラムニストの堀井憲一郎氏が日本列島におけるクリスマスの歴史を追った『愛と狂瀾のメリークリスマス――なぜ異教徒の祭典が日本化したのか』(2017 / 講談社)をざっくりと紹介いたします。 歴史学的な評価は困難ですが、い…

【12/16】西田幾多郎『善の研究』を読む(2023年思想史基本文献のご紹介最終回)

一部の参加者の方々からのご要望により、2023年は1カ月に1回の予定で思想・哲学に関する基本文献を紹介しております。 最終回の今回は、日本の哲学者、西田幾多郎(にしだ・きたろう)による『善の研究』を紹介いたします。 「日本独自の哲学」と称賛される…

【12/9】芸術祭に行く

今年、能登半島の北東端にある石川県珠洲市の全域で「最涯(さいはて)の芸術祭、美術の最先端。」をテーマとする「奥能登国際芸術祭2023」が開催され、話題になりました。 東京駅から中心の会場まで6時間以上かかる「最涯(さいはて)」の開催にもかかわら…