三文会

東大周辺で毎週土曜朝に行っている勉強会です。毎週違う人の話を聞きながら、参加者と発表者が相互に議論をしあいます。テーマ、参加者ともに多様性が特徴です。※2020年3月から、オンラインで開催しています。

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

10/5【仮想通貨はお金なのか?:社会理論から考える貨幣論】

次回三文会は『お金』の不思議についてです! もちろん,現代日本に住んでいるほとんどの人はお金が何であるかを理解していますし,また日々使っています.しかしながら,お金の本質とは何でしょうか.なぜ,たとえば紙幣ならば紙切れが価値あるものとされる…

9/28【数理社会学入門 その深みと可能性】

次回の三文会は数理社会学入門です! 社会学というといわゆる文系学部に分類されていることが多いものですが,それに数理的なアプローチで立ち向かおう,という試みです. もちろん数理社会学も間口が広く,ゲーム理論から計量経済学まで,様々ですが,東工…

9/21【Govtech:行政はお金もうけになるのか】

次回の三文会は,スタートアップ企業の行政領域への進出についてです. 行政とスタートアップ,なかなか結びつきにくそうな取り合わせですが,官民の関係の新しい在り方としてとても興味深いものがあります. 次週は東大教養学部の奈須野さんに,govtechにつ…

9/14【道具を使う鳥、カレドニアガラス】

カラスが頭の良い鳥であることは広く知られていますが,しかし今回のテーマであるニューカレドニアガラスはなんと道具を使うそうです.しかも,それは野生の状態でも観察され,当然ですがそんなカラスはカレドニアガラスだけだとか. しかも,不思議なことに…

9/7【~知覚は楽譜である、記憶はピアノである、持続はピアニストである~デュレ に付いて】

次回の三文会はフランスの哲学者・ベルクソンの提唱した「持続」概念について,詩人でもある松尾さんにお話いただきます! 哲学やベルクソン,ましてや持続などというと,どこか近づきがたい印象もありますが,松尾さんはこれは「自由」と密接な関連を持つ概…