すみません。 年度末の諸事情により、今回は久々に雑談回とさせていただきます。 1分間スピーチでみなさんがお話できそうなことを共有し、それらについて話したり、今後の発表内容についてみなさんに相談したり、三文会の運営について相談したりしたいと思い…
YouTube広告のような題名ですみません。 2024年中に目標にしていた蔵書が読み終わりそうなため、「2周目」の読書に向けて「知的生活」に関する文献を拾い読みしています(後でもう少しじっくり読む予定です)。 その中で、英語を勉強し直すのも面白いのでは…
三文会で話題になった、教育学などが専門の齋藤孝氏(明治大学教授)による『15分あれば喫茶店(カフェ)に入りなさい。』(2010)をざっくりと紹介いたします。 端的にいえば「15分あれば喫茶店に入りなさい」という本です(笑)。 少しだけ実践したところ…
先日、鹿児島大学を訪れました。その際、キャンパス内にある稲盛記念館を見学しました。同大学の名誉博士である稲盛和夫氏の哲学を学び、知の創造を刺激する場として建設されたものです。 今回は、日本の名経営者の一人とされる稲盛氏の代表的な著作を読み、…
2024(令和6)年能登半島地震により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。 2月に入って、三文会の参加者が復旧・復興の支援のため、被災地を訪問する機会がありました。 地震の発生から約1カ月がたった被災地の様子から、災害対策について討議でき…
2023年4月、私は育児休暇を取得し、その直後に長男が誕生しました。退院初日から子どもをお風呂に入れることは大変でしたし、夜泣きにも頭を悩ませました。さらに、保育園への入園も困難を伴いました。しかし、それらの困難を乗り越え、12月には私たち夫婦は…
TVシリーズとして始まってから11年後の今更、昨年5月の最新作劇場公開後にこの作品の存在をちゃんと知り、それまでのシリーズ全作を一気に見終え、劇場版最新作をまだ上映中の映画館を見つけて水曜日の夜に片道80kmクルマを走らせて観に行くほどハマったので…
今回の三文会では、2023年の読書計画を振り返り、2024年の読書計画を立てるため、 昨年読んだ本の感想 今年読みたい本の紹介 を参加者の皆さんにしていただこうと思います。昨年2023年1月7日土曜に開催した「2022年の読書計画を振り返り、2023年の読書計画を…
【一分間スピーチのテーマ】 生け花について知っていること(なければないで構いません)あるいは 主(principalプリンシパル)、副(subsidiaryサブスイダリー)、客体(ornamentオーナメント)の3要素と言われて気がつくこと――例;ラーメンの場合は「具、…
2023年4月、私は育児休暇を取得し、その直後に長男が誕生しました。退院初日から子どもをお風呂に入れることは一大事で、夜泣きにも頭を悩ませ、保育園への入園も困難を伴いました。しかし、それらの困難を乗り越え、12月には私たち夫婦はフルタイムで仕事に…
クリスマスの直前ということで、コラムニストの堀井憲一郎氏が日本列島におけるクリスマスの歴史を追った『愛と狂瀾のメリークリスマス――なぜ異教徒の祭典が日本化したのか』(2017 / 講談社)をざっくりと紹介いたします。 歴史学的な評価は困難ですが、い…
一部の参加者の方々からのご要望により、2023年は1カ月に1回の予定で思想・哲学に関する基本文献を紹介しております。 最終回の今回は、日本の哲学者、西田幾多郎(にしだ・きたろう)による『善の研究』を紹介いたします。 「日本独自の哲学」と称賛される…
今年、能登半島の北東端にある石川県珠洲市の全域で「最涯(さいはて)の芸術祭、美術の最先端。」をテーマとする「奥能登国際芸術祭2023」が開催され、話題になりました。 東京駅から中心の会場まで6時間以上かかる「最涯(さいはて)」の開催にもかかわら…
2023年は1カ月に1回の予定で思想・哲学に関する基本文献を紹介しております。 その中で、本編で紹介するには及ばなかった、ローマ皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌスによる『自省録』について、参加者の間で話をしていて盛り上がったので、別に紹介す…
一部の参加者の方々からのご要望により、2023年は1カ月に1回の予定で思想・哲学に関する基本文献を紹介しております。 今回は、プロイセン(後にドイツ帝国の中心になった国で、現在のポーランドとロシアとにまたがる)の哲学者イマヌエル・カントによる『永…
今週の三文会では、専門の研究者の方から、国民保護について教えていただきます。 戦後日本では、防災と国民保護を区分し、その上で防災に力を入れてきました。 国民保護については、2004年に国民保護法が成立し、2005年に都道府県が、2005年に市区町村が国…
鴨長明が生きた時代には、地震、大火、飢饉などが襲いました。現代でも、我々は地震、水害などの災害に見舞われています。長明はこうした災厄について、どのように考えていたでしょうか。また、長明個人にとっても、栄達の道が閉ざされる事態が生じました。…
今回は、前回10月28日(土)の「最近読んだ本(話題探し)」を受けまして、フランス文学の研究者、桑原武夫(くわばら・たけお=京都大学名誉教授)による『文学入門』(1950)をざっくりと紹介します。 敗戦の直後に、文学の基本を述べた文献です。 三文会…
今週の三文会では参加者同士で本を紹介し合う読書会を開催します。 ご紹介いただきたい本のテーマは「最近、読んだ本」です。 ジャンル、媒体は問わないのでお好きな本を一冊お選びください。 紙媒体の本でなくとも、電子書籍、漫画、図鑑など何でも結構です…
一部の参加者の方々からのご要望により、2023年は1カ月に1回の予定で思想・哲学に関する基本文献を紹介しております。 今回は、哲学者で言語学者、日本におけるイスラーム(イスラム)研究の基礎を築いたとされる井筒俊彦(いづつ・としひこ)による『イスラ…
ここ半年くらいに私が接した論文とかで面白いなーと思ったものを個人の主観と感想とともにオムニバス的に紹介するだけです。 楽園実験 外的ストレスがない状況でネズミはどのように増え、滅びるのか 現代社会とネズミの社会の類似点 人類はこうして滅ぶのか…
このたび、今更ながら、思想家で教育家の福沢諭吉(ふくざわ・ゆきち)による『学問のすゝめ』(1880年に「合本」を発表)を読みました。 「こんな背景があったのか」(ちなみに、本書は今でいう「炎上」をしていた) 「こんなことまで書いてあるのか」 と気…
9月2日(土)の三文会で、ライター・編集者の岡内大三氏による『香川にモスクができるまで』の内容を共有しました。 このとき (1) 滞日ムスリムに関する統計 (2) イスラム(イスラーム)の基礎知識(注) (3)(香川にモスクを建立した中心人物の方々の出身地…
少し前に三文会でご紹介いただいた文献、仲山進也(なかやま・しんや)氏(仲山考材代表取締役、楽天株式会社楽天大学学長)による 『「組織のネコ」という働き方――「組織のイヌ」に違和感がある人のための、成果を出し続けるヒント』(2021 / 翔泳社) を読…
(備考)ライセンスの都合により冒頭の画像の人物はアリストテレスではなさそうです。 一部の参加者の方々からのご要望により、2023年は1カ月に1回の予定で思想・哲学に関する基本文献を紹介しております。 今回は、古代ギリシャの哲学者アリストテレスによ…
今週9日(土)は「宇宙はなぜ存在するのか~統計的人間原理は神を越えるのか?」をお話させていただこうと思います。 21世紀になり、138億年前に宇宙が誕生して現在に至る宇宙の進化がかなりはっきりわかってきました。でもそのシナリオは極めて絶妙に調整さ…
現在、日本国内のムスリム(イスラム教徒)の人口は20万人を超えると言われています。そうしたなか、まだモスクがなかった香川県で、地元在住の一人の在日ムスリムがモスクの建設を決意しました。本書はモスクができるまでの奮闘を日本人ジャーナリストの目か…
8月5日(土)の三文会で、夏目漱石による『こころ』の内容を参加者で共有しました。 しかし、議論が盛り上がり、クライマックスといえる「下 先生と遺書」が紹介できませんでした。 今回は満を持して「下 先生と遺書」を共有します。 なお、プレゼンや議論を…
(備考)ライセンスの都合により冒頭の画像の人物はアリストテレスではなさそうです。 一部の参加者の方々からのご要望により、2023年は1カ月に1回の予定で思想・哲学に関する基本文献を紹介しております。 今回は、古代ギリシャの哲学者アリストテレスによ…
広島の、田んぼに囲まれた実家にX建託がやってきて、2億円のアパートを売りつけられそうになりました。X建託は、サブリースという、部屋を全部借り上げて空室でも家賃を払ってくれる事業を展開しています。 田舎である実家の広大な庭には、亡き祖父母が住ん…