三文会

東大周辺で毎週土曜朝に行っている勉強会です。毎週違う人の話を聞きながら、参加者と発表者が相互に議論をしあいます。テーマ、参加者ともに多様性が特徴です。※2020年3月から、オンラインで開催しています。

【5/25】板坂元氏『考える技術・書く技術』――第3回 頭がよくなりそうな本 戦後日本編

個人の関心で「頭がよくなりそうな本」を講読しています(「頭がよくなりそうな本をたくさん読むのは頭がよくないのではないか」とのご指摘をいただいていますが)。 そのうち比較的、読みやすいと思われる戦後日本で発表された文献の感想を、2024年に1カ月…

【5/18】第1回 J・S・ミル ファンの集い『自由論』

youtu.beYouTubeチャンネル「哲学チャンネル」による『自由論』の一部解説 三文会では、偶然が重なって、英国の哲学者で経済学者のジョン・スチュアート・ミルが話題になる機会が複数回ありました。 せっかくの機会なので、全3回の予定で、参加者で協力しな…

【5/11】「一太郎」利用者に復帰しました

www.justsystems.com 思い立って、日本語ワープロソフト「一太郎」の最新版「一太郎2024」を購入しました。 「一太郎」は、中学生だったときに使っていたので、復帰した形になります。 文書校正機能が便利です。 「一太郎」は、ローマ字入力、スペースキーに…

【5/4】続報 一回、英語、勉強し直そうと思いまして

2024年3月9日(土)の三文会 ( https://www.sanmonkai.jp/entry/2024/03/07/082410 )で、英語の勉強についてご相談しました。 いただいたご助言を基に、いくつか文献を入手して読み始めました。 早速、面白かったので軽くご紹介します。 ただし、あまり進…

【4/27】梅棹忠夫氏『知的生産の技術』――第2回 頭がよくなりそうな本 戦後日本編

個人の関心で「頭がよくなりそうな本」を講読しています(「頭がよくなりそうな本をたくさん読むのは頭がよくないのではないか」とのご指摘をいただいていますが)。 そのうち比較的、読みやすいと思われる戦後日本で発表された文献の感想を、2024年に1カ月…

【4/20】能登の珠洲にボランティアに行ってきました

能登の珠洲にボランティアに行ってきました。 「ボランティアが足りない」という言葉がSNSでは見受けられますが、ボランティアが増えれば解決する話なのかというと、全くそのような単純ではなく、様々な要因があるように思います。 自分の体感や現場で活動し…

【4/13】お薦めのサブスクを教えてください

事情があって、サブスク(サブスクリプション、定額制契約)を見直しています。 いつの間にか結構な金額を支払っていて驚きました。 逆に、便利なサブスクがあれば知りたいと思っています。 皆さんの知恵をお貸しください。 [資料] youtu.be 【一分間スピ…

【4/6】科学と政治――『南海トラフ地震の真実』(東京新聞)から考える

和歌山県の公式ウェブサイトにおいては「南海トラフでマグニチュード8~9クラスの地震が今後30年以内に発生する確率は、70~80%(令和4年1月1日現在)とされています」(24年3月17日閲覧)。 皆さんの中にも、南海トラフ地震に対して、おおむねこうした数字…

【3/30】小泉信三『読書論』――第1回 頭がよくなりそうな本 戦後日本編

個人の関心で「頭がよくなりそうな本」を講読しています(「頭がよくなりそうな本をたくさん読むのは頭がよくないのではないか」とのご批判をいただいていますが)。 そのうち比較的、読みやすいと思われる戦後日本で発表された文献の感想を、2024年に1カ月…

【3/23】村上陽一郎氏『新しい科学論――「事実」は理論をたおせるか』を読む

先週2024年3月16日(土)の「雑談会」で話題になった、科学史学者で科学哲学者の村上陽一郎(むらかみ・よういちろう)氏(東京大学名誉教授)による『新しい科学論――「事実」は理論をたおせるか』(1979)を紹介します。 公害、資源有限論などで科学が失権…

【3/16】雑談回

すみません。 年度末の諸事情により、今回は久々に雑談回とさせていただきます。 1分間スピーチでみなさんがお話できそうなことを共有し、それらについて話したり、今後の発表内容についてみなさんに相談したり、三文会の運営について相談したりしたいと思い…

【3/9】一回、英語、勉強し直そうと思いまして

YouTube広告のような題名ですみません。 2024年中に目標にしていた蔵書が読み終わりそうなため、「2周目」の読書に向けて「知的生活」に関する文献を拾い読みしています(後でもう少しじっくり読む予定です)。 その中で、英語を勉強し直すのも面白いのでは…

【3/2】齋藤孝氏『15分あれば喫茶店(カフェ)に入りなさい。』をざっくり読む

三文会で話題になった、教育学などが専門の齋藤孝氏(明治大学教授)による『15分あれば喫茶店(カフェ)に入りなさい。』(2010)をざっくりと紹介いたします。 端的にいえば「15分あれば喫茶店に入りなさい」という本です(笑)。 少しだけ実践したところ…

【2/24】稲盛和夫『生き方』を読み解く――人生と仕事を考える

先日、鹿児島大学を訪れました。その際、キャンパス内にある稲盛記念館を見学しました。同大学の名誉博士である稲盛和夫氏の哲学を学び、知の創造を刺激する場として建設されたものです。 今回は、日本の名経営者の一人とされる稲盛氏の代表的な著作を読み、…

【2/17】2024(令和6)年能登半島地震の被災地の様子

2024(令和6)年能登半島地震により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。 2月に入って、三文会の参加者が復旧・復興の支援のため、被災地を訪問する機会がありました。 地震の発生から約1カ月がたった被災地の様子から、災害対策について討議でき…

【2/10】男性育休最前線2

2023年4月、私は育児休暇を取得し、その直後に長男が誕生しました。退院初日から子どもをお風呂に入れることは大変でしたし、夜泣きにも頭を悩ませました。さらに、保育園への入園も困難を伴いました。しかし、それらの困難を乗り越え、12月には私たち夫婦は…

【2/3】アニメ「PHYCHO-PASS サイコパス」について語る

TVシリーズとして始まってから11年後の今更、昨年5月の最新作劇場公開後にこの作品の存在をちゃんと知り、それまでのシリーズ全作を一気に見終え、劇場版最新作をまだ上映中の映画館を見つけて水曜日の夜に片道80kmクルマを走らせて観に行くほどハマったので…

【1/27】2023年の読書計画を振り返り、2024年の読書計画を立てる

今回の三文会では、2023年の読書計画を振り返り、2024年の読書計画を立てるため、 昨年読んだ本の感想 今年読みたい本の紹介 を参加者の皆さんにしていただこうと思います。昨年2023年1月7日土曜に開催した「2022年の読書計画を振り返り、2023年の読書計画を…

【1/20】生け花講座で伝えたいこと(立体構成の方法)

【一分間スピーチのテーマ】 生け花について知っていること(なければないで構いません)あるいは 主(principalプリンシパル)、副(subsidiaryサブスイダリー)、客体(ornamentオーナメント)の3要素と言われて気がつくこと――例;ラーメンの場合は「具、…

【1/13】男性育休最前線

2023年4月、私は育児休暇を取得し、その直後に長男が誕生しました。退院初日から子どもをお風呂に入れることは一大事で、夜泣きにも頭を悩ませ、保育園への入園も困難を伴いました。しかし、それらの困難を乗り越え、12月には私たち夫婦はフルタイムで仕事に…

【12/23】堀井憲一郎氏『愛と狂瀾のメリークリスマス』をざっくり読む

クリスマスの直前ということで、コラムニストの堀井憲一郎氏が日本列島におけるクリスマスの歴史を追った『愛と狂瀾のメリークリスマス――なぜ異教徒の祭典が日本化したのか』(2017 / 講談社)をざっくりと紹介いたします。 歴史学的な評価は困難ですが、い…

【12/16】西田幾多郎『善の研究』を読む(2023年思想史基本文献のご紹介最終回)

一部の参加者の方々からのご要望により、2023年は1カ月に1回の予定で思想・哲学に関する基本文献を紹介しております。 最終回の今回は、日本の哲学者、西田幾多郎(にしだ・きたろう)による『善の研究』を紹介いたします。 「日本独自の哲学」と称賛される…

【12/9】芸術祭に行く

今年、能登半島の北東端にある石川県珠洲市の全域で「最涯(さいはて)の芸術祭、美術の最先端。」をテーマとする「奥能登国際芸術祭2023」が開催され、話題になりました。 東京駅から中心の会場まで6時間以上かかる「最涯(さいはて)」の開催にもかかわら…

【12/2】人生の悩みに『自省録』(効果を保証するものではありません)

2023年は1カ月に1回の予定で思想・哲学に関する基本文献を紹介しております。 その中で、本編で紹介するには及ばなかった、ローマ皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌスによる『自省録』について、参加者の間で話をしていて盛り上がったので、別に紹介す…

【11/25】カント『永遠平和のために』を読む(2023年思想史基本文献のご紹介)

一部の参加者の方々からのご要望により、2023年は1カ月に1回の予定で思想・哲学に関する基本文献を紹介しております。 今回は、プロイセン(後にドイツ帝国の中心になった国で、現在のポーランドとロシアとにまたがる)の哲学者イマヌエル・カントによる『永…

【11/18】国民保護──防災行政の一端を考える

今週の三文会では、専門の研究者の方から、国民保護について教えていただきます。 戦後日本では、防災と国民保護を区分し、その上で防災に力を入れてきました。 国民保護については、2004年に国民保護法が成立し、2005年に都道府県が、2005年に市区町村が国…

【11/11】鴨長明『方丈記』を読み解く──五大災厄と長明の人生観を考える

鴨長明が生きた時代には、地震、大火、飢饉などが襲いました。現代でも、我々は地震、水害などの災害に見舞われています。長明はこうした災厄について、どのように考えていたでしょうか。また、長明個人にとっても、栄達の道が閉ざされる事態が生じました。…

【11/4】桑原武夫『文学入門』をざっくり読む

今回は、前回10月28日(土)の「最近読んだ本(話題探し)」を受けまして、フランス文学の研究者、桑原武夫(くわばら・たけお=京都大学名誉教授)による『文学入門』(1950)をざっくりと紹介します。 敗戦の直後に、文学の基本を述べた文献です。 三文会…

【10/28】最近読んだ本(話題探し)

今週の三文会では参加者同士で本を紹介し合う読書会を開催します。 ご紹介いただきたい本のテーマは「最近、読んだ本」です。 ジャンル、媒体は問わないのでお好きな本を一冊お選びください。 紙媒体の本でなくとも、電子書籍、漫画、図鑑など何でも結構です…

【10/21】井筒俊彦『イスラーム文化――その根柢にあるもの』を読む(2023年思想史基本文献のご紹介)

一部の参加者の方々からのご要望により、2023年は1カ月に1回の予定で思想・哲学に関する基本文献を紹介しております。 今回は、哲学者で言語学者、日本におけるイスラーム(イスラム)研究の基礎を築いたとされる井筒俊彦(いづつ・としひこ)による『イスラ…