三文会

東大周辺で毎週土曜朝に行っている勉強会です。毎週違う人の話を聞きながら、参加者と発表者が相互に議論をしあいます。テーマ、参加者ともに多様性が特徴です。※2020年3月から、オンラインで開催しています。

【11/11】鴨長明『方丈記』を読み解く──五大災厄と長明の人生観を考える

 鴨長明が生きた時代には、地震、大火、飢饉などが襲いました。現代でも、我々は地震、水害などの災害に見舞われています。長明はこうした災厄について、どのように考えていたでしょうか。また、長明個人にとっても、栄達の道が閉ざされる事態が生じました。こうした不遇に長明はどのように対処したでしょうか。

 今回は、名調子の文体を味わいながら、こうした昔から変わることのない人間を取り巻く宿命について、考察してみたいと思います。

 テキストは薄くてわかりやすい光文社古典新訳文庫を用いますが、どのテキストでも差し支えありません。源氏物語の1/100の分量です。事前にお読みいただけますと、より理解が深まると思います。

[文献]

鴨長明(蜂飼耳訳)『方丈記』(光文社古典新訳文庫、2018年)

【一分間スピーチのテーマ】

あなたにとって理想の住まいとは何でしょうか。

三文会では、会の初めに、テーマに沿って、自己紹介を交えて1分間のスピーチをお願いしています。

【発表者】

社会人(放送大学学生)

【開催場所】

Zoomで開催します。

【スケジュール】

  • 8:00~8:30、参加者の自己紹介+発表者のお題に沿ったコメント(一分間スピーチ)
  • 8:30~9:40、発表
  • 9:40~10:00、参加者と発表者の感想

8:00開始は固定ですが、その他の時間は変動する場合があります。

【参加費】

無料

【参加方法】

  • 事前登録は不要です。
  • Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です。)
  • 時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。

三文会では発表者・参加者・運営を募集しています。

興味のある方はsanmonkai.utあっとgmail.comまでご連絡ください。