次回は作文技術がテーマ。 読み手に伝わるスマートな文章の書き方とは!?
以下、発表者の熱川さんによる告知文です。
2016年3月、物理学者の木下是雄氏が1981年に発表した『理科系の作文技術』の累計発行部数が100万を突破しました(注)。ジャーナリストの本多勝一氏が1976年に発表した『日本語の作文技術』も約40年間、版を重ねています。
両書に共通するのは、(1) 説明、論説、評論、記録、報告、報道などの論理的・実用的な文章に対象を絞り、(2) 学習と伝達とが可能な「技術」として、日本語の文章の書き方を説明している点です。
本書を読めば、論理的・実用的な文章に限っては、形の整った文章を書けるようになるはずです。大学の指導教員や勤務先の上司に、両書を薦められた方も多いのではないでしょうか。
本発表では、これから卒業論文や修士論文を書く学生の方、または若い社会人の方を念頭に、この2冊のロングセラーの概略を紹介します。
(注)長谷川健氏「『理科系の作文技術』、81刷100万部を突破 異例のヒットの理由」(withnews(ウィズニュース)、2016年7月3日取得、 http://withnews.jp/article/f0160327003qq000000000000000W02j10701qq000013170A )から。
【一分間スピーチのテーマ】
日本語の文章を書くときに気を付けていること
- 三文会では、自己紹介を兼ねて、発表者が設定したテーマについて参加者の皆さまに1分間のスピーチをお願いしています。
【発表者】
熱川豊紘(にえかわ・とよひろ) 1986年和歌山県生まれ。東京大学文学部を経て、2012年に同大学大学院学際情報学府修士課程を修了。専門は科学・技術政策論。在学中、財団法人東京大学新聞社(現、公益財団法人)に勤務。朝食勉強会、三文会事務局に出向。現在、情報通信企業でマーケティングを担当。
●文献
●キーワード
木下是雄、理科系の作文技術、本多勝一、日本語の作文技術、論理的な文章、実用的な文章
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