次回は手作り機械! 発表者のモーションセンサでうなずきを計測し行動を分析する、という研究を、 なんと手作り機械を用いて独自に行っています! その研究の過去、現在、未来に目を向けてみませんか。
以下、発表者の大西さんの告知文です。
皆様,大学院修士課程に在籍している大西鮎美と申します. 私は,一次産業の活性化のための地産地消の研究のかたわら,生活中の色々な場面をデータとして記録しておくライフログの一つとして,会話中の動作を認識する研究をしています.
皆さんは相手との会話中にどのようなジェスチャをとっていますか.相手の発話に対してうなずいたり首をかしげるといった動作は個人差はあるものの,多くの人が自然に行っていることと思います. 今回は,そのような動作をセンシングする行動認識の分野のなかで. 会話中のうなずきなどの動作が認識できるといったいどのようなものに応用できるのだろうかということで,私が作った(まだ今後発展させていく)うなずき日記アプリケーションをご紹介しながら,会話中の行動認識とその応用ついてお話したいと思います.
人の心理は行動に表れているのではないか,もし行動を解析することでその人の心理の断片がわかるのであれば,二つのものの比較評価などにも利用できるかもしれません. 興味のある一次産業に関して言えば,生産物を選ぶ際の消費者の選択行動にもうなずき動作と同様にその人の心理が表れているのかについて調べてみたいと思っています.
【一分間スピーチのテーマ】 あなたがアプリを作るならどのようなものを作りたいですか.自由な発想でお聞かせください.
【発表者プロフィール】 1990年兵庫県生まれ. 神戸大学工学部電気電子工学科卒業 現在東京大学大学院修士課程在籍 最近の興味は会話分析および動作と心理の関係,目標は手段として地産地消を用いて一次産業から地域を活性化すること.
三文会では発表者を募集しています。
興味のある方はsanmon-