三文会

東大周辺で毎週土曜朝に行っている勉強会です。毎週違う人の話を聞きながら、参加者と発表者が相互に議論をしあいます。テーマ、参加者ともに多様性が特徴です。※2020年3月から、オンラインで開催しています。

10/22【オンライン読書会 : おすすめの本・最近読んだ本】

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今週の三文会では参加者同士で本を紹介し合う読書会を開催します。ご紹介いただきたい本のテーマは「おすすめの本・最近読んだ本」です。

ジャンル、媒体は問わないのでお好きな本を一冊お選びください!

以下読書会の詳細です。

8:00~8:15
参加者が集まり次第、自己紹介を兼ねた一分間スピーチ

8:15~8:50
本の紹介

8:50~9:00
感想

9:00~10:00
感想の続き、雑談などなど

■ご紹介いただきたい本のテーマ

おすすめの本・最近読んだ本」です。
紙媒体の本でなくとも、電子書籍、漫画、図鑑等何でも結構です。

■本の紹介について

一人3~5分程度で本を紹介して頂き、その後5分程度の質疑応答を行います。

本の紹介の仕方は基本的に自由です。何を言えばいいのか分からない方は以下のことを参考にしてみてはいかがでしょうか?他の方の発表も参考にしながら気軽にお話しいただけたらと思います。

  • 本の大ざっぱな内容
  • なぜその本が好きなのか
  • どんな人に勧めたいのか
■一分間スピーチのテーマ

最近、本はどうやって選んでいますか(もしくは見つけていますか)?

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10/15【情報の大学入学共通テストサンプル問題も解こうぜ】

文部科学省は2018年に、高等学校学習指導要領を改訂、告示し、地理総合、歴史総合、公共、理数の各科目の新設などを発表しました。

この発表を受けて、大学と共同で大学入学共通テストを実施する独立行政法人大学入試センターは2021年3月に、地理総合、歴史総合、公共、情報の4科目について、大学入学共通テストのサンプル問題を発表しました。

前回10月8日土曜の三文会で、歴史総合のサンプル問題に参加者で挑戦し、「情報のサンプル問題も解いてみたい」とのご意見をいただきましたので、今週、取り組みます。

(備考)地理総合、公共のサンプル問題も面白いと思いますが、発表者の手に余るため、今回は取り扱いません。

[文献]

令和7年度以降の試験に向けた検討について|大学入試センター 

https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/shiken_jouhou/r7ikou.html

【一分間スピーチのテーマ】

情報の授業を受講した、または講義した経験はありますか?

【開催場所】

Zoomで開催します。

【スケジュール】

  • 8:00~8:30、参加者の自己紹介+発表者のお題に沿ったコメント(一分間スピーチ)
    • 三文会では会のはじめに、参加者のみなさんにひとり1分程度お話しいただきます。
  • 8:30~9:40、発表
  • 9:40~10:00、参加者と発表者の感想

8:00開始は固定ですが、その他の時間は変動する場合があります。

【参加費】

無料

【参加方法】

  • 事前登録は不要です。
  • Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です。)
  • 時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。

三文会では発表者・参加者・運営を募集しています。

興味のある方はsanmonkai.utあっとgmail.comまでご連絡ください。

10/8【歴史総合の大学入学共通テストサンプル問題を解こうぜ】

文部科学省は2018年に、高等学校学習指導要領を改訂、告示し、地理総合、歴史総合、公共、理数の各科目の新設などを発表しました。

この発表を受けて、大学と共同で大学入学共通テストを実施する独立行政法人大学入試センターは2021年3月に、地理総合、歴史総合、公共、情報の4科目について、大学入学共通テストのサンプル問題を発表しました。

たまたま歴史総合について調べていて、遅ればせながらこのサンプル問題を見つけ、内容に衝撃を受けたので、紹介させていただきます。

(備考)地理総合、公共、情報のサンプル問題も面白いと思いますが、発表者の手に余るため、今回は取り扱いません。

[文献]

令和7年度以降の試験に向けた検討について|大学入試センター https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/shiken_jouhou/r7ikou.html

【一分間スピーチのテーマ】

思い出の試験問題

【発表者】

熱川豊紘(にえかわ・とよひろ)

1986年和歌山県生まれ。東京大学文学部を経て、2012年に同大学大学院学際情報学府修士課程を修了。専門は科学・技術政策。在学中、財団法人東京大学新聞社(現、公益財団法人)に勤務。三文会事務局に出向。現在、電気通信企業に勤務。

【開催場所】

Zoomで開催します。

【スケジュール】

  • 8:00~8:30、参加者の自己紹介+発表者のお題に沿ったコメント(一分間スピーチ)
    • 三文会では会のはじめに、参加者のみなさんにひとり1分程度お話しいただきます。
  • 8:30~9:40、発表
  • 9:40~10:00、参加者と発表者の感想

8:00開始は固定ですが、その他の時間は変動する場合があります。

【参加費】

無料

【参加方法】

  • 事前登録は不要です。
  • Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です。)
  • 時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。

三文会では発表者・参加者・運営を募集しています。

興味のある方はsanmonkai.utあっとgmail.comまでご連絡ください。

10/1【オバマケア(アクチュアリーの話 #9)】

今回で医療制度の国際比較シリーズは最終回です。最後に取り上げるのは、『オバマケア』です。

アメリカの医療制度が非効率的である大きな理由の一つとして、医療に対しても市場原理を適用していることが挙げられます。一般の経済活動では政府が統制するより市場に任せた方が効率的であると考えられていますが、医療は例外で市場原理を適用すると逆に非効率的になると考えられています(『市場の失敗』)。そして、『市場の失敗』の最たるものが『無保険者問題』です。

2008年当時、アメリカの人口の約15%が医療保険に加入しておらず大きな社会問題となっていました。オバマ大統領による医療制度改革(通称『オバマケア』)はこの『無保険者問題』の解決を目指したものです。オバマ大統領はこの問題にどう立ち向かったのでしょうか?

※初めての方もお気軽にご参加ください!(運営より)

キーワード
オバマケア、無保険者問題、医療経済学、市場の失敗

【一分間スピーチのテーマ】

オバマ大統領にどんな印象を持っていますか?

【発表者】

外資系再保険会社勤務(日本アクチュアリー会正会員)

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9/24【『記者ハンドブック第14版』が出たぞ】

一般社団法人共同通信社が『記者ハンドブック第14版――新聞用字用語集』を2022年3月に発表しました。

通信社大手の共同通信社が記事の用字・用語を定めた書籍です。

複数の報道機関が同様の書籍を発表する中、『記者ハンドブック』は1956年からの歴史、細かな規定、頻繁な改訂などが特色です。

報道機関の記者でないウェブライターでも支持する方が多いようです。

明日の三文会では『第10版』(2005)から4版分を愛用してきた経験から、たびたび読み返す規定、『第14版』で注目した規定などを紹介します。

次のような話題を扱う予定です。

  1. 通信社とは何か
  2. 二つの共同通信社
  3. そもそも用字・用語の統一は必要か
  4. 公用文、法令、他機関の用字・用語との違い
  5. 「記事の書き方」
  6. 2010年内閣告示の常用漢字表
  7. 「不要な語」
  8. 「魅する」
  9. 「薄だいだい」
  10. 「戦う」と「闘う」
  11. 「テイクアウト」
  12. 買うならば第2刷を

[文献]

共同通信社, 2022,『記者ハンドブック第14版――新聞用字用語集』共同通信社. 

https://www.kyodo.co.jp/books/isbn/978-4-7641-0733-5/

【一分間スピーチのテーマ】

用字・用語の基準はありますか?

【発表者】

熱川豊紘(にえかわ・とよひろ)
1986年和歌山県生まれ。東京大学文学部を経て、2012年に同大学大学院学際情報学府修士課程を修了。専門は科学・技術政策。在学中、財団法人東京大学新聞社(現、公益財団法人)に勤務。三文会事務局に出向。現在、電気通信企業に勤務。

【開催場所】

Zoomで開催します。

【スケジュール】

  • 8:00~8:30、参加者の自己紹介+発表者のお題に沿ったコメント(一分間スピーチ)
    • 三文会では会のはじめに、参加者のみなさんにひとり1分程度お話しいただきます。
  • 8:30~9:40、発表
  • 9:40~10:00、参加者と発表者の感想

8:00開始は固定ですが、その他の時間は変動する場合があります。

【参加費】

無料

【参加方法】

  • 事前登録は不要です。
  • Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です。)
  • 時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。

三文会では発表者・参加者・運営を募集しています。

興味のある方はsanmonkai.utあっとgmail.comまでご連絡ください。

9/16【「情報カードB6京大式」始めました】

2022年2月12日土曜に三文会で紹介した『アイデアのつくり方』(1940)で、米国の広告代理店の経営者だったジェームズ(ジェイムズ)・W・ヤングは、カードで情報を整理する「カード索引法」を勧めています。
1969年には、民族学者の故・梅棹忠夫氏が『知的生産の技術』で、B6(縦128ミリメートル、横182ミリ)のカードによる情報の蓄積・編集を提案しています。
この度『アイデアのつくり方』を読んだ後に、にわかに思い立って、このB6の情報カードを使い始めました。
利点と欠点とがいろいろとつかめてきたので、共有いたします。
偏愛(?)を語るだけなので、お気軽にお聞きください。

[文献]

【一分間スピーチのテーマ】

メモは何に書いていますか?

【発表者】

熱川豊紘(にえかわ・とよひろ)

1986年和歌山県生まれ。東京大学文学部を経て、2012年に同大学大学院学際情報学府修士課程を修了。専門は科学・技術政策。在学中、財団法人東京大学新聞社(現、公益財団法人)に勤務。三文会事務局に出向。現在、電気通信企業に勤務。

【開催場所】

Zoomで開催します。

【スケジュール】

  • 8:00~8:30、参加者の自己紹介+発表者のお題に沿ったコメント(一分間スピーチ)
    • 三文会では会のはじめに、参加者のみなさんにひとり1分程度お話しいただきます。
  • 8:30~9:40、発表
  • 9:40~10:00、参加者と発表者の感想

8:00開始は固定ですが、その他の時間は変動する場合があります。

【参加費】

無料

【参加方法】

  • 事前登録は不要です。
  • Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です。)
  • 時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。

三文会では発表者・参加者・運営を募集しています。

興味のある方はsanmonkai.utあっとgmail.comまでご連絡ください。

9/10【アメリカの医療制度(アクチュアリーの話 #8)】(オンライン)

今回はアメリカの医療制度を取り上げます。

一方、アメリカは『自助』を重んじる国民性もあり、国民皆保険が達成されていない唯一の先進国です。アメリカにも公的医療制度(メディケア、メディケイド、CHIP)は存在していますが、国民の大半は公的医療制度によってカバーされておらず、民間の医療保険に任意加入することを原則としています。また、一口に民間保険といっても、PPO, HMO,POS, EPO, HDHPなど様々なタイプが存在します。さらに、公的医療制度・民間保険のどちらにもカバーされていない『無保険者』が多数存在します。

アメリカの医療制度はたくさんの問題を抱えています。しかし、アメリカの医療制度を学ぶ価値がないかというとそんなことはありません。むしろ、アメリカの医療制度は多くの問題を抱えてきたからこそ、医療経済学の研究が深く進んだという側面もあります。今回はアメリカの医療制度の全体像を見ていこうと思います。

※初めての方もお気軽にご参加ください!(運営より)

キーワード
マネージドケア、メディケア、メディケイド、市場の失敗、オバマケア

【一分間スピーチのテーマ】

アメリカの医療制度にどのようなイメージがありますか?

【発表者】

外資系再保険会社勤務(日本アクチュアリー会正会員)

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