EDAYAの山下さんが再び事業報告です。 今年で最初の「2回目の発表」 この半年間で何があったのか、短期的にウォッチしてみましょう。 起業家の方にとっても楽しいケーススタディーになるかもしれません。
以下、山下さんによる告知文です。
みなさま、こんにちは。EDAYAの山下彩香です。
私はEDAYAという活動のディレクターをしています。EDAYAでは、“マイノリティーのエンパワーメント”をテーマにアジアの地方で地域資源を生かしたブランド構築のロールモデルとなることを目指しているのですが、そのファーストステップとしてジュエリーブランドEDAYAを展開しています。具体的には、失われつつある北ルソン・山岳先住民族に生き方にインスピレーションを受けたデザインと、その土地に受け継がれてきた精巧な職人技のコラボレーションによるステートメント・ジュエリーのブランドで、身に着ける全ての人に未来を切り開くイノベーターとしてのチカラを与えることを願って制作しています。 http://edaya-arts.com
そんな私たちですが、「工芸」「地域資源を生かす」「伝統」「途上国」「ローカル」といったことがブランドの原点となっていることもあり、量産が難しく(とはいえ量産するとその価値が下がるため量産すべきでないともいえる)、いちブランドだけで、既存の途上国開発では重視されることの多い規模のインパクトを生むには限界があるのではということも感じています。とはいえ、単に雇用を増やし現金収入の増加を目指した先に”豊かな社会”があるわけではないということは、震災後の日本は気づいたはずです。だからこそ、私たちのような小さなブランドだからこそ出せる、違った方向性でのインパクトがあると信じているのですが、「アジア」「地方」「地域活性」「グローカル」「社会起業」「伝統産業」「インパクト」などのキ―ワードがになる方、ぜひいらして下さい。
【一分間スピーチのテーマ】 日本では特に震災後、地方の地域活性化の動きが進みました。あなたが気になっているプロジェクトとその理由をお教え下さい。
【発表者プロフィール】 山下彩香 1985年生まれ。東京大学農学部、同大学院医学系研究科卒。2012年にフィリピンで起業。失われつつある北ルソン・山岳先住民族の生き方にインスピレーションを受けたデザインと、その土地に受け継がれてきた精緻な職人技のコラボレーションによるステートメント・ジュエリーブランドEDAYAディレクター。自身も左耳が生まれつき聞こえないというハンディを抱え、マイノリティーが持つ可能性を引き出すことや、人の心に響くモノ/ コトを生み出すことに関心を持つ。
三文会では発表者を募集しています。
興味のある方はsanmon-