映画『インフェルノ』が話題ですが、街や古典に暗号が巡らされているのはイタリアだけではありません。 日本でも、割り箸の袋から街の看板まで、様々な場面で遭遇する「崩し字」。 身近なところに潜むメッセージを読み解いてみませんか。 好評につき、続編です!(初めての方ももちろん歓迎!)
以下、発表者の藤城さんによる告知文です。
「崩し字を読もう!」が大変ご好評を頂いたとのことで、改めて「続・崩し字を読もう」と題して開催の運びとなりました。前回同様、レクチャーとワークで更にひらがな読解の技術を学びましょう。
崩し字の読解は主として我が国における前近代社会の歴史や文化について学ぶ際に必須となる技術の一つであり、近代以降においてさえも史料読解の際に必要とされる事が少なからずあります。この技術を習得することは必ずや教養を深める一助となるでしょう。
またワークに先立ち、改めて基礎的な部分についてご説明いたしますので、引き続き参加される方にとっては前回の振り返りになりますし、今回参加が初めてという方にも楽しんで頂けるように致したく存じます。
なお、今回は双六を読んでみたいと思います。江戸期に発達した「絵双六」は木版による多色刷りの技術と共に多種多様のものが生み出され、社会史研究を行う上での好史料とされています。その読解を通して当該期の文化や思想の一端についてもお話できればと考えています。
【一分間スピーチ】
サイコロを題材に何かお話下さい。
【発表者プロフィール】 藤城 徹 史文社代表 中央大学大学院在学中に(独)国立古文書館アジア歴史資料センターのデジタルアーカイブ作成業務に参画。2011年「歴史代理店」史文社設立。現在も各種調査や講師派遣、地方振興への提言など幅広く活動している。
三文会では発表者を募集しています。
興味のある方はsanmon-