東京にて3度目の緊急事態宣言が発令されました.
今回の緊急事態宣言においては小池百合子都知事が業者に対して消灯をお願いしたり,商業施設,文化施設に対して休業要請を行ったことが非常に印象的でした.
ちょうど去年の今頃も緊急事態宣言が発令されGW中は家にこもっていたことを思い出します.
一年前の緊急事態宣言下においては様々な事象が定量的に扱うことが困難でした.それはウイルスに対する知見が蓄積されていなかったことが大きな要因としてあげられます.そこから一年が経ちました.我々はウイルスに対して多くの知見を得たはずです.しかし,現在のコロナ対応を見ていると,人々は天気の奴隷から気分の奴隷に成り下がってしまったのではないかと感じます.
このようなコロナ禍という特別な状態,例外状態が日常化した今日においては様々なことが当たり前のように行われます.このような状況を見て私はイタリアの哲学者,ジョルジョ・アガンベンの言葉を思い出しました.
彼らが課そうとしている大変容を定義づけるのは,その変容を形式上可能にした道具に当たるものが新たな法典ではなく,例外状態だということである.
例外状態を理由に様々な行動が規制する今日をアガンベン,フーコーなどの議論をもとに考察していこうと思います.
●キーワード:生権力,例外状態,制御,情報
【一分間スピーチのテーマ】
どんな状態においても諦めることのできない自由はありますか?
【発表者】
浅野輝(あさのひかる)
東京大学工学部4年
最近は,期待値計算におけるバイアスとバリアンスのトレードオフについて考えている人類になっている.
やっぱり,言語的合理性と身体的合理性って違うよね
とりま,点前をするか…
【スケジュール】
8:00~8:30 自己紹介+発表者のお題に沿ったコメント(1分間スピーチ)
8:30~9:40 発表
9:40~10:00 感想
※8:00開始は固定ですが、その他の時間は変動する場合があります
【参加費】
無料
【参加方法】
・事前登録は不要です。
・Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です。)
・時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。
会議URL:
https://us02web.zoom.us/j/89654422676?pwd=dHc0ZXpMYzRudUNtTnA3ZVdKV1N1UT09
ミーティングID: 896 5442 2676
パスコード: 561812
三文会では発表者・参加者・運営を募集しています。
興味のある方はsanmonkai.utあっとgmail.comまでご連絡ください