2013年に初版が発行された『〈群島〉の歴史社会学』という本のご紹介をします。この本は小笠原諸島・硫黄諸島の近現代史からグローバルな歴史の動きを捉えなおそうとする本だと、発表者は考えています。小笠原諸島というと絶海の孤島といったイメージが一般的であり、どういった歴史が営まれてきたか、ということはあまり知られていないと思います。ですが、実際にこの『〈群島〉の歴史社会学』を繙き、また関連する資料を読んでみると、そこには自然や社会といったそれぞれの状況の中で生きようと足掻いた/足掻く人々がいました。欧米系・太平洋諸島先住民系の初期入植者とその入植の前史にはじまり、第二次世界大戦後の島民の苦難に至るまでを、本書以外の資料も適宜参照しつつご紹介できればと思います。
参考資料
- 『〈群島〉の歴史社会学』石原俊
- 『海賊ユートピア』ピーター・ランボーン・ウィルソン
- 『群島と大学』石原俊
【一分間スピーチのテーマ】
あなたが「辺境」という言葉で連想する場所はどこですか?
【発表者】
浅学な人
【開催場所】
Zoomで開催します。
【参加費】
無料
【参加方法】
- 事前登録は不要です。
- Zoomで開催します。(※事前のダウンロードが必要です。)
- 時間になったら下記のURLをクリックし、入室してください。マイク付きイヤホンを使うとより快適です。
会議URL: https://us02web.zoom.us/j/89654422676?pwd=dHc0ZXpMYzRudUNtTnA3ZVdKV1N1UT09
ミーティングID: 896 5442 2676 パスコード: 561812
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