三文会

東大周辺で毎週土曜朝に行っている勉強会です。毎週違う人の話を聞きながら、参加者と発表者が相互に議論をしあいます。テーマ、参加者ともに多様性が特徴です。※2020年3月から、オンラインで開催しています。

5/7【小鳥の歌と人の言葉――4つの質問から――】

三文会のみなさま

こんにちは、運営のおおたわです。 今日から5月。緑の美しい時期ですね。

次回の三文会も、そんな爽やかな季節にぴったりな、「小鳥のさえずり」の話題です。 といっても、ただ小鳥の鳴き声を楽しもう!という内容ではありません。 小鳥の声について研究することで、なんと私たち人間の言葉についてもわかることがあるそうです。 一体、どのような接点があるのでしょうか。

「小鳥の歌」という美しい響きに惹かれる!という方も、人の言葉との関係性に興味がある!という方も大歓迎です。 個人的には、告知文で一貫して“歌”という表現が用いられているのが気になります。 会場では、実際に小鳥の歌を流していただく予定です。 ぜひ、発表も、小鳥の歌声も、聴きにきてください。

以下、発表者の藤井さんからの告知文になります。

 

***************** こんにちは。藤井朋子と申します。 突然ですがみなさん、小鳥が歌っているのを聞いたことはありますか。 聞いたことはあっても、

「小鳥たちはどうして歌えるのだろうか?」 「小鳥たちはなぜ歌っているのだろうか?」

なんて考えたことがある人は、あまりいないのではないでしょうか。

しかし私はこれらのことを真面目に考え、研究のテーマとしています。 小鳥が好きで好きで仕方がなく、研究するところまで来てしまった、という訳ではありません。 私は昔から、「人の言葉はどうやって生まれのだろう」という素朴な疑問をもっていました。 実は「小鳥の歌」を調べると、「人の言葉」のことがわかるかもしれないのです。

今回の発表では、小鳥の歌を 「メカニズム」--のどの動かし方や神経のしくみ 「発達」--子どもはどうやって歌えるようになるか 「機能」--なんのために歌うのか 「進化」--どのように祖先から受け継がれたか の4つの視点から眺め、人の言葉との類似性を探りたいと思います。

【1分間スピーチのテーマ】 小鳥の歌を聞いたことはありますか? 小鳥の研究と聞いて、どんな印象を持ちますか?

【発表者】 東京大学教養学部統合自然科学科4年 藤井朋子(ふじいともこ)

 


三文会では発表者を募集しています。 興味のある方はsanmon-core@logitoy.jpまでご連絡ください!

参加費(朝食込み):学生 600円、社会人 1200円(朝食抜きの場合は、300円、600円とします)
参加連絡は参加確認フォームからお願いします。※ちなみに毎回このようなお弁当(スープ・コーヒーつき)が出ます。
朝7:40開始、9:00終了(予定)、その後も1時間ほどはフリーに喋っている人も多いです。 会場の最寄り駅は、本郷三丁目(徒歩15分)、東大前(徒歩10分)、春日駅(徒歩15分)です。本郷6-2-9のマンションの2階になります。 会場は、東大正門(赤門ではありません)前、ファミリーマート左隣のビルの2階、「モンテベルデ」という喫茶店です。