三文会のみなさま
こんにちは、運営のおおたわです。 今日から5月。緑の美しい時期ですね。
次回の三文会も、そんな爽やかな季節にぴったりな、「小鳥のさえずり」の話題です。 といっても、ただ小鳥の鳴き声を楽しもう!という内容ではありません。 小鳥の声について研究することで、なんと私たち人間の言葉についてもわかることがあるそうです。 一体、どのような接点があるのでしょうか。
「小鳥の歌」という美しい響きに惹かれる!という方も、人の言葉との関係性に興味がある!という方も大歓迎です。 個人的には、告知文で一貫して“歌”という表現が用いられているのが気になります。 会場では、実際に小鳥の歌を流していただく予定です。 ぜひ、発表も、小鳥の歌声も、聴きにきてください。
以下、発表者の藤井さんからの告知文になります。
***************** こんにちは。藤井朋子と申します。 突然ですがみなさん、小鳥が歌っているのを聞いたことはありますか。 聞いたことはあっても、
「小鳥たちはどうして歌えるのだろうか?」 「小鳥たちはなぜ歌っているのだろうか?」
なんて考えたことがある人は、あまりいないのではないでしょうか。
しかし私はこれらのことを真面目に考え、研究のテーマとしています。 小鳥が好きで好きで仕方がなく、研究するところまで来てしまった、という訳ではありません。 私は昔から、「人の言葉はどうやって生まれのだろう」という素朴な疑問をもっていました。 実は「小鳥の歌」を調べると、「人の言葉」のことがわかるかもしれないのです。
今回の発表では、小鳥の歌を 「メカニズム」--のどの動かし方や神経のしくみ 「発達」--子どもはどうやって歌えるようになるか 「機能」--なんのために歌うのか 「進化」--どのように祖先から受け継がれたか の4つの視点から眺め、人の言葉との類似性を探りたいと思います。
【1分間スピーチのテーマ】 小鳥の歌を聞いたことはありますか? 小鳥の研究と聞いて、どんな印象を持ちますか?
【発表者】 東京大学教養学部統合自然科学科4年 藤井朋子(ふじいともこ)
三文会では発表者を募集しています。
興味のある方はsanmon-