今回はベイズ統計! 統計で遊んでみよう第3弾です。2週連続で統計をお送り致します。
ベイズ統計という名前を聞いたことはありますか? なじみがない方も多いのではないでしょうか。
ベイズ統計は身近なところでも使われており、また世に溢れて久しい”ビッグデータ”というものの処理にも活用できるようです。 そのベイズ統計を、なんとExcelを使って実際に見せてくださるそうですよ! 夏真っ盛りでみんながダレている中、ちょっとがんばって差をつけてみませんか?
以下、発表者の志村さんによる告知文です。
ここ最近,統計学に関する雑誌や書籍が出版され, 顧客の行動を追跡するためにビッグデータの活用に着手しています 近年「ビッグデータ」という言葉をよく聞くようになりました。書店でも“ビッ グデータ時代のなんたら”や“ビッグデータ活用なんたら”といった本 を多く目に します。 そして,そのビッグデータを解析するツールとしての統計学にも関心が高まって いるように思います。
従来の統計学は,対象となるデータが「個性を持たない」ことを条件としてきま した。 均一な品質が求められる工業製品の品質管理を行う上では,従来の統計学は有効 です。 しかし,多様な人間の行動予測を行う上では,「個性豊か」なデータに対応でき る統計学が必要とされます。
そこで活きてくるのが,より自由度の高い統計学であるベイズ統計です。
このベイズ統計は,行動経済学や人工知能,更に身近なところでは検索エンジン 機能や迷惑メールのフィルタリングなどに活用されています。
本発表では,統計学の中における位置づけと,その特徴を簡単に紹介します。 さらにExcelを活用しつつベイズ統計の強みがわかるような簡単な実験も行いた いと思います。
お盆休み期間なのに,そして2週連続で統計がテーマとなっていますが, ご参加いただければ嬉しいです。
【1分間テーマ】 日常の事象から周期性や法則を見出した例について教えてください。 例:よく同じ電車で見る人は実は隔日で電車に乗っているとか
【発表者】
志村 眞弘(東京大学大学院修士2年)
三文会では発表者を募集しています。
興味のある方はsanmon-