次回は三文会発起人の野間さんによる発表になります。 業務を開始して約半年、これからは地方が世界の最先端という野間さん、 東京にいると見えない、未来の可能性はどんなものか? また、同様の仕事がこれから増えるという時に、どんな人が求められているのか?
よく言う、「よそ者、馬鹿者、若者」が地方では大事という漠然とした表現ではなく、 聞けば250人以上の相談に乗っているというその生の声から見えてくることを 是非聞いてみたいです。
以下、発表者の野間さんによる告知分です。
三文会の皆さん、ご無沙汰してます! 2月頭までは毎回三文会に行ってたのに、行けなくなって心にぽっかり穴が空いてる感じです。
僕自身は学生時代から東京で起業し、三文会始め、すべての基点は東京にあります。 そんな僕が、天草という縁もゆかりもない土地の仕事を引き受けてしまいました。
全国公募で101人から選ばれた Ama-biZ 天草市起業創業・中小企業支援センターのセンター長という職で 移住が前提の上、起業・新規事業・雇用を促すというお仕事です。
実はこれからの未来、フロンティアは地方にあると前々から考えていて、面白い企画が出てくるのを 探ってたんです。情報化、IoTなどをこれから実践しようと思っても、東京にはモノの生産現場が あまり無い。というよりほとんどの人が情報を右から左にやるだけの仕事をしていると 思った時に、日本の地方が光り輝いて見えました。
そして4月のオープンから半年弱で700件の相談を引く受けていく中で、地方には チャンスがたくさん眠っていることを肌で感じてます。養殖業、漁業、農業、畜産業、林業など 豊富な一次産品、未開発な観光資源などなど、島の外の目線で見るだけでもやることが たくさん見えてきます。さらにその上で、次の時代につなげる技術開発などをしていくと とんでもないことになると確信してます。
当Ama-biZにはすでに20件以上の視察がきており、来年度には複数の自治体で 同じような相談所を立ち上げると聞いてます。皆さんも応募してみませんか?
半年間三文会をご無沙汰していたお詫びということで、Ama-biZについての 島外初講演会(?)がんばります。
ぜひ、皆さんと「世界の産業の未来」、「地方の仕事」などのテーマで議論したいです。
【一分間スピーチのテーマ】 「地方の可能性」「情報化の行き着く先」 のいずれかで。
【発表者プロフィール】 野間英樹 1995年 東京大学入学 1997年 友人と起業 2000年 東京大学農学部卒業 2007年 株式会社ロジトーイ起業、三文会スタート 2015年 Ama-biZセンター長就任、天草移住
三文会では発表者を募集しています。
興味のある方はsanmon-