三文会

東大周辺で毎週土曜朝に行っている勉強会です。毎週違う人の話を聞きながら、参加者と発表者が相互に議論をしあいます。テーマ、参加者ともに多様性が特徴です。※2020年3月から、オンラインで開催しています。

次回11月23日(水) 【愛を脱構築せよ!~イブン・ハズムの『鳩の頸飾り―愛と愛する人々に関する論攷―』の解釈を通して~】

今週水曜日は祝日ですが、三文会はもちろんやります! 普段来られない社会人のみなさんも、ぜひぜひご参加下さい。 お申し込みは http://fromy.net/sanmon/ より22日の18時までにお願いいたします。   さて、今週のテーマは深澤さんによる 「愛を脱構築せよ!~イブン・ハズムの『鳩の頸飾り―愛と愛する人々に関する論攷―』の解釈を通して~」です。   以下、深澤さんによるご紹介です。 -------------   これも愛、あれも愛、たぶん愛、きっと愛~♪ とは、歌謡曲「愛の水中花」(http://www.youtube.com/watch?v=N0SR20udS_I)の一節ですが、 「愛」とはそんなにありふれたものでしょうか?

恋人同士の愛、親子の愛、または神への愛、さまざまな文脈で語られますが、 たぶん、ほとんどの場合は「恋」とか「親密さ」、または「渇望」というような言葉で代替できると思います。   他の言葉では代えられない「愛」独自の意味は自明ではありません。 しかし、我々はときに愛に幻惑され、迷い、戸惑い、そして傷つきます。   イブン・ハズムは、そんな愛の魅力に取り付かれた11世紀イベリア半島イスラーム神学者・法学者です。   コルドバに生まれ、後ウマイヤ朝末の動乱期に生きた彼の手による 『鳩の頸飾り―愛と愛する人々に関する論攷―』の解釈を通して、 「愛」の本質にできるだけ迫ってみたいと思います。

【発表者】 深澤眞楠さん (東京大学文学部卒)

【一分間スピーチのテーマ】 愛と聞いて何を思い浮かべますか?

参加費(朝食込み):学生 600円(2011年より変更)、社会人 1200円(朝食抜きの場合は、300円、600円とします) 参加連絡は参加確認フォームからお願いします。※ちなみに毎回このようなお弁当(スープ・コーヒーつき)が出ます。

場所は、以下の地図を参考にしてください。最寄り駅は、本郷三丁目(徒歩15分)、東大前(徒歩10分)、春日駅(徒歩15分)です。本郷6-2-9のマンションの2階になります。

東大正門(赤門ではありません)前の「モンテベルデ」という喫茶店です。

三文会では目下運営メンバー・発表者を大大大募集中です!