三文会

東大周辺で毎週土曜朝に行っている勉強会です。毎週違う人の話を聞きながら、参加者と発表者が相互に議論をしあいます。テーマ、参加者ともに多様性が特徴です。※2020年3月から、オンラインで開催しています。

次回3月21日(水)【京大人文研の知的生産の技術をかじってみた】

※三文会では発表者を募集中です。興味のある方はsanmon-core@logitoy.jpまでご連絡ください!
今週の三文会は、三文会顧問の熱川さんに「京大人文研の知的生産の技術をかじってみた」を発表していただきます。
以下、熱川さんからの告知文です。

たびたびお世話になります。 東京大学大学院学際情報学府の熱川(にえかわ)と申します。 3月21日水曜日午前7時40分からの発表を、またまた、急きょ担当する運びとなりました。

皆様の中に、立場や分野の異なる人と一緒に仕事をして、苦労された方はいらっしゃいませんか? 異なる立場や分野を素早く理解し、知識を共有し、新しい物事を発想し、分かりやすく発表するのは、大切ですが、もともと容易ではないと思います。

この難しい異分野の協働で、特に戦後に、多くの業績を上げたのが京都大学人文科学研究所(京大人文研)です。 貝塚茂樹東洋史学)、桑原武夫(フランス文学)、今西錦司(生態学、人類学)、梅棹忠夫生態学民族学)、梅原猛(哲学)、加藤秀俊社会学)、…… 京大人文研に関わった人々は、分野が異なるにもかかわらず頻繁に共同研究会を開き、各人が画期的な業績を残しています。

このうち、一部のメンバーは、研究の技法に関する書籍を1960年代から発表しています。 中でも、京大人文研の中心人物の一人、梅棹忠夫は、一連の技法を『知的生産の技術』(1969)にまとめ、同書はベストセラーとなりました。

今回、京大人文研の研究者たちは、特定の研究の技法によって、立場や分野を超えた協働を可能にしたと仮定して、その研究の技法を下記の4文献から紹介します。 そこから、さまざまな情報通信技術が発展した現代における異分野協働の方法を、皆様と考えられたら幸いです。(敬称略)

※ 前回3月14日の発表「『発明塾』式発想法ワークショップ――OO思考の『正しい』使い方」と併せて聞くと、よりお楽しみいただけるかもしれません。 ※ Twitterでは別の題目で発表すると宣言していましたが、こちらの方が要望が多かったので、題目を替えました。

【1分間スピーチのテーマ】 私の知的生産の技術(ノートのとり方を工夫している、Evernoteを活用している、など)

【文献】 本多勝一, 1982,『日本語の作文技術』朝日新聞社. 加藤秀俊, 1975,『取材学――探究の技法』中央公論社. 川喜田二郎, 1967,『発想法――創造性開発のために』中央公論社. 梅棹忠夫, 1969,『知的生産の技術』岩波書店 

【発表者】

参加費(朝食込み):学生 600円(2011年より変更)、社会人 1200円(朝食抜きの場合は、300円、600円とします)
参加連絡は参加確認フォームからお願いします。※ちなみに毎回このようなお弁当(スープ・コーヒーつき)が出ます。 場所は、以下の地図を参考にしてください。最寄り駅は、本郷三丁目(徒歩15分)、東大前(徒歩10分)、春日駅(徒歩15分)です。本郷6-2-9のマンションの2階になります。 東大正門(赤門ではありません)前の「モンテベルデ」という喫茶店です。