三文会

東大周辺で毎週土曜朝に行っている勉強会です。毎週違う人の話を聞きながら、参加者と発表者が相互に議論をしあいます。テーマ、参加者ともに多様性が特徴です。※2020年3月から、オンラインで開催しています。

3/19【中国古文字入門】

三文会のみなさま

次回、3月19日の三文会は、人文社会系研究科の宮島さんから【中国古文字入門】と銘打ってお話してもらいます。

ふだんは漢字そのものの形を気にすることはあまりありませんが、よくよく眺めると形そのものの奥深い世界に引き込まれるような気がしてきます。

漢字の素養を教養として見直してみませんか。

参加される場合は、お申込みをお願いします。 (食事の用意の都合もありますので、参加表明お願いします)

※三文会では発表者を募集中です。興味のある方はsanmon-core@logitoy.jpまでご連絡ください!

以下、発表者の宮島さんによる告知文です。

こんにちは。 東大修士課程2年、宮島和也と申します。 大学院では古代中国の文字や言語について、主に地下から出土した資料を用いて考えています。

今回の発表では中国の古代文字、特に戦国時代(BC5~3世紀)の楚国で用いられていた「楚系文字」について、ご紹介したいと思います。

近年、中国大陸では考古学的な発掘や骨董市場での購入などにより、古代中国で用いられていた竹簡・木簡が多数発見されており、古代中国の歴史・言語・文学・思想等を研究する上で欠かせない資料となっています。特に、戦国時代の楚地から出土した竹簡(楚簡)は最も豊富な資料と言えます。 そうした楚簡に用いられている「楚系文字」は、字形や用法が現在私たちが用いている漢字とは異なっている事もあり、漢字の歴史を考える上でとても興味深いものがあります。

また、こうした中国の古い文字は書道の分野でも大きな注目を集めており、古文字を題材にした作品も数多く発表されています。報告者は書道にも興味があり、毎年グループ展を開催しているのですが※、こうした書作品とのかかわりについても皆さんと考える事ができればと思います。

ご参加いただければ幸いです。

早稲田大学書道会卒会生同人展 「くだん」 2014年3月21~22日(各日11~18時) 於アートガレーカグラザカ http://art-galley.craps.co.jp/exhibition/20140321.html

力作ぞろいです。ぜひお越しください。

【1分間スピーチのテーマ】 文字や書道に対してどんなイメージがありますか。

【発表者】 東京大学人文社会系研究科修士課程 宮島和也

※参加される場合は、お申込みをお願いします! (食事の用意の都合もありますので、参加表明をお願いします) http://fromy.net/sanmon/

 


※三文会では発表者を募集中です。

興味のある方はsanmon-core@logitoy.jpまでご連絡ください!

参加費(朝食込み):学生 600円、社会人 1200円(朝食抜きの場合は、300円、600円とします)
参加連絡は参加確認フォームからお願いします。※ちなみに毎回このようなお弁当(スープ・コーヒーつき)が出ます。
朝7:40開始、9:00終了(予定)、その後も1時間ほどはフリーに喋っている人も多いです。 会場の最寄り駅は、本郷三丁目(徒歩15分)、東大前(徒歩10分)、春日駅(徒歩15分)です。本郷6-2-9のマンションの2階になります。 会場は、東大正門(赤門ではありません)前、ファミリーマート左隣のビルの2階、「モンテベルデ」という喫茶店です。