大学に入ってからブレストやKJ法などでアイディアを出す機会がみなさんあったかもしれません。とにかくアイディアを出していくブレインストーミング、似たような項目をまとめてグループ化していくKJ法。 普段なんとなーくやってるかもしれない発想法ですが、発案者の川喜田先生は留意点を何点か挙げているそうです。 よりよい発想を行うため、その起源をひもといてみませんか?
参加登録は8/1の18時までにお願いします。 都合により、場所が変更となる可能性があります。その際はメーリングリストでご連絡いたします。
※会場変更のお知らせ※ 都合により会場が変更となりました。 変更先の会場は東大工学部2号館ピロティ(サブウェイのとなりにあります)となります。 また、モンテベルデさんでの開催でないため、お弁当が出ず、参加費が無料になります。 朝ごはんをご準備してご参加ください。 【会場はこちら】
以下、発表者の熱川さんの告知文です。
KJ法(注)は、着想や調査情報などを、カードに記し、グループに分け、グループの間の関係を見いだして、整理し集約する技法です。ビジネスの課題解決にも、学術や科学・技術の研究・開発にも、行政の合意形成にも使われています。実際に取り組んだ体験のある方も多いのではないでしょうか。
しかし、あなたの知っているKJ法は、本来のKJ法とは違うかもしれません。KJ法を考案し、自身のイニシャルを冠した文化人類学者の川喜田二郎氏は自著の『発想法』(1967年)で、いくつかの留意点を挙げています。枠組みから(今風にいうと “MECE” に)発想してはならない、KJ法にはA型とB型とがある、KJ法の次の段階には「手順の計画」が待っている……知らなかった事項はありませんか?
『発想法』を題材に、KJ法の起源を振り返り、よりよい発想法を考えます。
(注)「KJ法」は株式会社川喜田研究所の登録商標です。「本来のKJ法」を詳しく知りたい方には、専門の講座等の受講をお勧めします。
●一分間スピーチのテーマ
KJ法を使った経験はありますか? KJ法についてどのように考えますか?
三文会では、自己紹介を兼ねて、発表者が設定したテーマについて参加者の皆さまに1分間のスピーチをお願いしています。
●発表者
熱川豊紘(にえかわ・とよひろ) 1986年和歌山県生まれ。東京大学文学部を経て、2012年に同大学大学院学際情報学府修士課程を修了。専門は科学・技術政策論。在学中、財団法人東京大学新聞社(現、公益財団法人)に勤務。朝食勉強会、三文会事務局に出向。現在、情報通信企業でマーケティングを担当。
●文献
●キーワード
KJ法、発想法、川喜田二郎、ブレーン(ブレイン)ストーミング、PERT、デザイン思考
三文会では発表者を募集しています。
興味のある方はsanmon-
