三文会

東大周辺で毎週土曜朝に行っている勉強会です。毎週違う人の話を聞きながら、参加者と発表者が相互に議論をしあいます。テーマ、参加者ともに多様性が特徴です。※2020年3月から、オンラインで開催しています。

次回12月12日【1時間で学ぶ!ド素人のためのくずし字解読講座】

みなさんこんにちは。東京大学文学部4年の浅野です。

銀杏が本当にきれいですね!

さて、次回12月12日(水)の三文会は、「1時間で学ぶ!ド素人のためのくずし字解読講座」ということで私が発表をさせていただきたいと思います。

みなさんは、くずし字と聞くと何を思い浮かべますか?

寿司屋ののれんに書いてあるあれかな…? 昔の文書のミミズみたいな文字かな…?

などと思い出される方も多いかと思います。

くずし字とは簡単に言うと、漢字をくずし書きにしたもので、

古くは平安時代から、江戸時代まで用いられていました(※正確に言うとこの二つは意味合いが異なります)。

くずし字は現代の「ひらがな」から推測して読むこともできますが、その方法だけでは文章全体を読むことはできません。

私は大学で国文学を専攻しているのですが、ごくごく最近までくずし字が読めず、ちんぷんかんぷんでした。

ですが、ひょんなことからくずし字を読まなければいけなくなり、練習をしているうちに、

くずし字は一見とっつきにくいけれど、ツボさえ押さえれば意外と簡単に読めるということに気づきました。

この発表では、参加者の皆さんが

①1時間で「曲がりなりにも」基本的なくずし字が読めるようになること ②読めないくずし字に対しては、どういうアプローチをすれば読めるのかがわかるようになること

をゴールとしたいと思います。

そのゴールに向かって、「くずし字を読むための5つの法則」や「最低限おさえておくべき重要字」などを伝え、

さらにその後、実践編としてみんなでくずし字を読んでみたいと思います。

日常のちょっとしたくずし字を読んでみたい方、くずし字ってなんかかっこいい…!という方、 くずし字でラブレターが書きたい方など、どうぞふるってご参加ください。

参加される方は、 http://fromy.net/sanmon/ より参加登録の程、よろしくお願いいたします。

※本講座は「ド素人」が基本的なくずし字を読めるようになることを目的としています。

そのため、すでにくずし字がある程度読める方は物足りなく感じられるかもしれません。 (知識を補完していただく意味で、そういった方でも参加されるのは大歓迎です。)

【一分間スピーチのテーマ】

「くずし字」を見たことはありますか?見たことがある方は、どこで見ましたか?

【発表者】

浅野由妃(あさのゆき) 東京大学文学部 言語文化学科 日本語日本文学専修課程 国文学四年生


三文会は12月23日に忘年会を開催します!予定が合わず普段は来れないという方も、常連さんも、ぜひご参加ください! >お申し込みはこちら<

※三文会では発表者を募集中です。

興味のある方はsanmon-core@logitoy.jpまでご連絡ください!

参加費(朝食込み):学生 600円(2011年より変更)、社会人 1200円(朝食抜きの場合は、300円、600円とします)
参加連絡は参加確認フォームからお願いします。※ちなみに毎回このようなお弁当(スープ・コーヒーつき)が出ます。
朝7:40開始、9:00終了(予定)、その後も1時間ほどはフリーに喋っている人も多いです。 会場の最寄り駅は、本郷三丁目(徒歩15分)、東大前(徒歩10分)、春日駅(徒歩15分)です。本郷6-2-9のマンションの2階になります。 会場は、東大正門(赤門ではありません)前、ファミリーマート左隣のビルの2階、「モンテベルデ」という喫茶店です。