三文会

東大周辺で毎週土曜朝に行っている勉強会です。毎週違う人の話を聞きながら、参加者と発表者が相互に議論をしあいます。テーマ、参加者ともに多様性が特徴です。※2020年3月から、オンラインで開催しています。

次回「家庭医のおしごと/市民と医療者をつなぐ『みんくるカフェ』」

次回の三文会は、2月16日()AM7:30(開場)より、モンテベルデで行います。ふるってご参加ください。 時間的、地理的に来れない方も、ぜひUstreamによるネット中継・録画 http://www.ustream.tv/channel/hayaoki にてお楽しみください。


次回はお医者さんをされている孫さんによる「家庭医のおしごと/市民と医療者をつなぐ『みんくるカフェ』」になります。 以下、孫さんからのご紹介です。 みなさん、こんにちは。 足立区の診療所で家庭医(総合医)をやっている孫と申します。 今回は、家庭医とは何ぞや?というお話と、わたしがやっている市民と医療者の 対話型コミュニティ「みんくるカフェ」 @minclecafe についてお話させていただきます。 「家庭医」(=総合医)とは、あまりなじみのない言葉かもしれません。 乳児から高齢者まで、臓器に関係なく総合的にみる医師と考えていただければ、あらかた間違いではありません。 先進国、例えばOECD各国では専門医と総合医の比率は2:1~1:1くらいになっています。 それに比べ、我が国では専門医がほとんどを占めており、総合医はわずか数%しか存在しません。 このことは、超高齢化社会を迎える中で、医師不足問題とともに大きな問題となり、今後家庭医・総合医へのニーズはますます高まると思われます。 実は、わたしは数年前まで腎臓内科医として、某大学病院で研究をやりながら臨床に従事していました。 そこからいわば「脱藩」し、家庭医(総合医)へと転身し今にいたるわけです。 また、昨年から、市民と医療者をつなぐ対話の会「みんくるカフェ」という活動を始めました。 これは地域住民の健康を守るべき医療者として、市民の考えを聞くために直接対話したいという思いから、薬剤師・保健師などと多職種で協力して始めた活動です。 発表と議論を通じて、みなさんが普段医療に対して思っていることをいろいろ聞けたらと思っています。 それでは当日お会いできるのを楽しみにしています。
【1分間スピーチのテーマ】「あなたにとっての健康ってどんなものですか?」
【発表者】孫大輔さん(家庭医)
参加費(朝食込み):学生 600円(2011年より変更)、社会人 1200円(朝食抜きの場合は、300円、600円とします) 参加連絡は参加確認フォームからお願いします。※ちなみに毎回このようなお弁当(スープ・コーヒーつき)が出ます。breakfast
場所は、以下の地図を参考にしてください。最寄り駅は、本郷三丁目、東大前(徒歩10分)、春日駅(徒歩15分)です。本郷6-2-9のマンションの2階になります。[gmaps:35.71283057210236/139.75919902324676/17/500/300](comment)[/gmaps]