三文会

東大周辺で毎週土曜朝に行っている勉強会です。毎週違う人の話を聞きながら、参加者と発表者が相互に議論をしあいます。テーマ、参加者ともに多様性が特徴です。※2020年3月から、オンラインで開催しています。

次回「産休・育休の成り立ち」

次回の三文会は、2月23日()AM7:30(開場)より、モンテベルデで行います。ふるってご参加ください。 時間的、地理的に来れない方も、ぜひUstreamによるネット中継・録画 http://www.ustream.tv/channel/hayaoki にてお楽しみください。


次回は跡部さんによる「産休・育休の成り立ち」になります。 以下、跡部さんによるご紹介です。 こんにちは。一橋大学大学院の跡部千慧と申します。 今回は先日提出した修士論文をもとに「産休・育休の成り立ち」について発表させていただきます。 最近イクメンという言葉が流行り、産休や育休を取る男性自治体首長や男性芸能人を見かけるようになりました。 2月19日(土)のNHKニュースでも岡山県岐阜県で開かれたイクメン支援イベントについて取り上げていましたね。 ベビーカーはもはや男性仕様の黒塗りでタイヤが大きいものが売れると言われています。 しかし、育休の取得率を見ると男女の差は歴然、厚労省の最新の統計では女性が85.0%なのに対し、男性は1.72%です。 なぜこのような差が生まれるのでしょうか。それは育休の成り立ちに深く関わっているからです。 育休が成立する過程で内包されていったあるイデオロギーが見直されないまま現代まで引き継がれているのが原因と考えられます。 そして、このイデオロギーは産休が保障される過程でも主張されていました。 今回の発表が、皆さまが今後多かれ少なかれ職場で遭遇するであろう産休・育休について考える、ひとつのきっかけになれば嬉しいです。よろしくお願いいたします。
【1分間スピーチのテーマ】「産休・育休に対するイメージ(すぐに思い浮かばない人は、将来あなたは産休・育休制度を利用すると思うか(過去にあなたが産休・育休制度を利用した/しなかったのはなぜか)、今後職場で産休・育休制度を利用する人に対してあなたができることは何か等を考えてみてください)」
【発表者】跡部千慧さん(一橋大学大学院社会学研究科・修士2年)
参加費(朝食込み):学生 600円(2011年より変更)、社会人 1200円(朝食抜きの場合は、300円、600円とします) 参加連絡は参加確認フォームからお願いします。※ちなみに毎回このようなお弁当(スープ・コーヒーつき)が出ます。breakfast
場所は、以下の地図を参考にしてください。最寄り駅は、本郷三丁目、東大前(徒歩10分)、春日駅(徒歩15分)です。本郷6-2-9のマンションの2階になります。[gmaps:35.71283057210236/139.75919902324676/17/500/300](comment)[/gmaps]